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特別対談 〜福島正伸さん①〜

もりのくまさん

大嶋啓介
大嶋啓介
皆さんこんにちは!人間力大學の大嶋啓介です!今回はもりのくまさんこと、福島正伸先生に登壇していただきます。福島先生は僕が今まで出会った中で、「リーダーのあり方」について最も大きな影響を与えていただいた師匠です。今でも福島先生のリーダー塾を継続的に学ばせていただいています。『てっぺん』のチームづくり、『居酒屋甲子園』のチームづくり、『高校野球』のチームづくり、どのチームに関わっていても、福島先生の教えには大きく影響を受けています。今日は仕事や人生をより楽しむ方法について、福島先生のお話を聞いていきたいと思います。よろしくお願いいたします!
福島正伸
福島正伸
よろしくお願いしまーす!「もりのくまさん」こと、福島正伸でーす
大嶋啓介
大嶋啓介
ありがとうございます。今日は「仕事や人生をどうすれば楽しめるのか」というテーマで、先生なりの考えを聞かせていただきたいです。
福島正伸
福島正伸
そうですねぇ。

今日のテーマは僕にとってもずっとずっと悩み続けたテーマなんですよね。本当に大人になるのが辛くて、一生子どものままでいようって決めて、こう見えても精神年齢は6歳です。見た目は61歳(2020年5月)です。

大嶋啓介
大嶋啓介
はい(笑)
福島正伸
福島正伸
僕は、「大人になるっていうことは幸せになること」だと思っていたんですね。
じゃぁどうすれば幸せになれるのか。
大人は本当に幸せなのか。
幸せになるために勉強して社会人になって働くんだって。それで僕は一回全てを捨ててみようって決めて、就職した会社を1日目で辞表を出してやめたんですね。
全てを捨ててみたところから、
「働くってなーに?仕事ってなーに?」
って考えていくうちにまぁ何となくいろんなことが分かってきたんですけども、どこか自分の中で仕事に本気になれない自分がずっといたんです。
でもそのときにね、出会っちゃったんですよねぇぇぇ
大嶋啓介
大嶋啓介
はい(笑)

 

 

駐車場のおじさん

福島正伸
福島正伸
当時は東京の新宿の近くで事務所を構えてやってたんですけど、そこに駐車場の管理人のおじさんがいて、そのおじさんと出会って僕の人生はまるっきり変わってしまいました。もぅ幸せになってしまいました。

というのは、そのおじさんはいっつも笑顔で迎えてくれるんですね。雨が降ってると傘を貸してくれるし、荷物が多いと他の人に持ち場を頼んで僕の事務所まで荷物を運んでくれたりとか、とにかくお客様のために尽くし続けてくれる管理人さんだったんですね。いつも「おはよう〜!」って笑顔で挨拶してくれるんです。

でもね、いつもその駐車場は満車で、満車になるといつもそのおじさんがロープを張って「満車」の看板を出して、いつもその前で謝ってるんです。

「すみません。満車です」って。

でね、ときどき怒られてるんです。僕はいつもその姿を見ていました。でも一方で、他の人は何をしていたかというと、管理人室で漫画を読んでたんです。

僕は最初、外で怒られている管理人さんが間違ってるって思ったんです。そんなことしなくたっていいじゃないか。

漫画読んでるおじさんと、外に立ってるおじさんの、給料が一緒なんです!

大嶋啓介
大嶋啓介
あぁ!

 

溢れんばかりの駐車場

福島正伸
福島正伸
給料が一緒なんです!

そんなことしなくてもいいのにぃ! 

で、ある日おじさんがあと1週間でその仕事を辞めますって聞いたんです。僕はすごいショックで。「ええ!あと1週間でおじさんと会えないの!?」 

どうやら奥さんが肺を患ってしまって、空気の綺麗な田舎で過ごしたいっていうことで。それで僕は1週間後、近所でお菓子を買いに行ったんです。おじさんに何かあげたいと思って。

ところが、何故かわからないけど全部売り切れてるんです。それで新宿のターミナルビルの地下で2000円のお菓子を買って駐車場に持っていきました。

するととんでもないものを見てしまいました。

なんと駐車場が人で溢れて、何百人もの人が集まってたんです!

大嶋啓介
大嶋啓介
うわあああ

 

どんな仕事がしたいですか?

福島正伸
福島正伸
僕は芸能人が来てるのかと思いました。「これはきっと駐車場で何か撮影をしているに違いない!誰が来てるんだろう〜?」 

そう思って見に行ったんです。でも誰も来てないんです。なんとおじさんが一人。おじさん一人と、あとは最後におじさんと挨拶を交わすためにみんなが順番を待って何百人もの人が待ってるんです。

「すごい、、なんなんだろうこれは、、、」って。僕はその時思ったんです。「このおじさんみたいな仕事がしたい!」って。

このおじさんみたいに、最後たくさんの人に感謝されるような人になりたいって。

大嶋啓介
大嶋啓介
あぁぁぁ

 

 

全ての仕事は天職になる

福島正伸
福島正伸
そのとき思ったんです。「何でこのおじさんはこんなにたくさんの人に感謝されてるんだろう」って。管理人室の窓からは中が見えないんです。たくさんの花束で埋め尽くされていたから。管理人室の横にはおみやげが二段になって1メートルくらい積み上げられていました。まるで御伽の国のお菓子のこやのように、駐車場の管理人室がとっても素敵なところに見えたんです。

「うわぁ!僕もこういう仕事がしたいなぁ!」 

そうだ!このおじさんは「管理人」という仕事をする他に、もう一つ大事な仕事をしてたんだ。それは出会った人を笑顔にする仕事だったんだ。
そうか!天職が見つかった!
僕はどんな仕事も自分で「この仕事で誰かを笑顔にしよう!この仕事を通してみんながワクワクする社会を作ろう!」

そう思っただけで、仕事の仕方が変わる。そしてそれが天職になる。どんな仕事をしても、僕はこの仕事で誰かを笑顔にすると決めてやることにしたんです。

そしたら、それまで天職を探してた僕が、全ての仕事が天職になるんだっていうことが分かったんです!子ども達が見ているんだ!

だからいつも精一杯いい仕事をしよう!
いつも子ども達が見ていると思って仕事をする。あのおじさんみたいな仕事がしたいと言われるようにする。そしたら、全ての仕事が輝き出したんです。

今それで、うちの事務所には部屋の隅にカメラが設置されてるんです。

大嶋啓介
大嶋啓介
はい

 

 

ダミーカメラの魔法

福島正伸
福島正伸
そのカメラの下にはこう書かれています。

「全国の小学校で放送中」 

これをダミーカメラって言いますけどね、そう思って仕事をすると、「おお!子ども達がみている!適当なことはできない!人が見てないと思っちゃいけない!毎日見られてると思って子ども達のためにワクワクするような仕事をしよう!最高の仕事をしよう!」 

毎日会社に行くと、興奮するようになりました〜!ありがとうございます!

どうでしょう?

大嶋啓介
大嶋啓介
そのカメラ、僕も買います(笑)
福島正伸
福島正伸
ネットで「ダミーカメラ」って検索すると1500円くらいで出てきます。その下に「全国の小学校で放送中」って買いた紙をかざしてあげると、それだけで仕事の意識変わりますよみなさーん!

 

〜つづく〜(次回の記事を読む)

 

対談映像はこちら!

 

 

人間力特別対談 講師:福島正伸氏

登壇日:2020年05月15日

講演テーマ 【仕事や人生の楽しみ方】

 

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