『コロナ休校中の子どもとの勉強方法③』
子どもが言うことを聞かない、その背景とは?
矢部裕貴
そうです。背景にはすごい重要なことがあって、子どもたちってしたくないことをしてる訳じゃないですか、言ってみたら。
それってなんでしなきゃいけないのかって意味がわからないんですよね。
理由を説明したからってわからないんですよ、子どもも。
なので、手っ取り早いのは、親もやりたくないことをいかに楽しんでいるのかっていうのを見せるのが一番簡単かなっと。
真似しようって絶対思うんですよ、親がやっているんだったら自分もやろうって思うので。
それってなんでしなきゃいけないのかって意味がわからないんですよね。
理由を説明したからってわからないんですよ、子どもも。
なので、手っ取り早いのは、親もやりたくないことをいかに楽しんでいるのかっていうのを見せるのが一番簡単かなっと。
真似しようって絶対思うんですよ、親がやっているんだったら自分もやろうって思うので。
小林さやか
うんうん、そうだ。
矢部裕貴
なので「勉強しなさい」っていう前に自分が勉強したりとか。
勉強じゃなくてもいいんですけどね、自分が今までやらなかったことに挑戦してみるとか。
そういうのを見せるのが一番手っ取り早いなっと。
勉強じゃなくてもいいんですけどね、自分が今までやらなかったことに挑戦してみるとか。
そういうのを見せるのが一番手っ取り早いなっと。
大嶋啓介
お母さんの言葉ではなく、お母さんの姿を見ているってことだよね。
矢部裕貴
そうです、そうです。
大嶋啓介
これ、経営者でも同じだもんね。
矢部裕貴
うん。
小林さやか
一緒だね~
大嶋啓介
社長が社員さんに「やれやれ」って言ってても、社長さんがやっていなかったら・・・
社員さんも社長がやっているところを見るもんね。
全てに通じる、子育ても社員さんに対しての人財育成も一緒だなぁっていうのはすごい感じたんだけど。
ちょっとさやかちゃんのほうにもね。
さやかちゃんは、自分自身もやらなかった人じゃん?
社員さんも社長がやっているところを見るもんね。
全てに通じる、子育ても社員さんに対しての人財育成も一緒だなぁっていうのはすごい感じたんだけど。
ちょっとさやかちゃんのほうにもね。
さやかちゃんは、自分自身もやらなかった人じゃん?
小林さやか
うん(笑)
小林さやかさんの中高時代
大嶋啓介
中学校の時どんなんだったの?っていうところからも聞いてみたいし、弟さんも大変だったんでしょ?だいぶ。
小林さやか
うん、すっごく。
大嶋啓介
弟もさやかちゃんもだいぶレベル高いじゃん。
小林さやか
レベル高いよ~言うこと聞いたことないもん。
大嶋啓介
でもさ、さやかちゃんの弟とも仲良くさせてもらってるんだけど。
小林さやか
ありがとうございます。
大嶋啓介
弟もね、今、飲食店でさ、経営を頑張ってるしさ。
さやかちゃんはさやかちゃんでさ、全国で講演活動されたりとか、未だに大学院の勉強とかで子どもたちに、自分の姿、見本を見せるっていうのをそんな風にやられているけれども、元々全くやらなかったじゃん。
さやかちゃんはさやかちゃんでさ、全国で講演活動されたりとか、未だに大学院の勉強とかで子どもたちに、自分の姿、見本を見せるっていうのをそんな風にやられているけれども、元々全くやらなかったじゃん。
小林さやか
やんなかった。
大嶋啓介
さやかちゃん、まず自分自身の体験でさ、中学校の時、どれだけやらなかったかっていうところから、なぜやるようになったのかっていうのを。
小林さやか
っていうか、やんなかったんじゃなくて、世間的に良いとされていることをやらなかっただけで、私はいいと思うことをやってたの。
大嶋啓介
ちょっとそこらへん、あんまりよくわからないのでもう1回言ってもらっていいですか?(笑)
小林さやか
(笑)
要は世間的に未成年はタバコ吸っちゃいけないでしょ?
要は世間的に未成年はタバコ吸っちゃいけないでしょ?
大嶋啓介
ま、まあ、そうだね。
小林さやか
だけど、私は未成年でもタバコ吸ってることがカッコいいなってその時、多分思ったから、自分の考えでその時、タバコを吸ってたし、だけど、のちのち、いいことないなって思ってやめたけれども(笑)
大嶋啓介
昔はね。
小林さやか
そう、昔はね。で、やらなかったっていうよりは、やることがいっぱいあってすごい忙しかったの、毎日。
毎日、一生懸命プリクラ撮ってたしね、カラオケで頑張ってたし。
自分の中ですごい大事なものは毎日実行してたから、すごい忙しかった。
毎日、一生懸命プリクラ撮ってたしね、カラオケで頑張ってたし。
自分の中ですごい大事なものは毎日実行してたから、すごい忙しかった。
大嶋啓介
ハハハハハ
小林さやか
学校の先生がダメっていうことは、私はいいって思うからやりますっていう意味ではいっぱい行動に移してたりね。その、そもそも、大人の目線で言ってきて欲しくないんですよ、そもそも。
大嶋啓介
なるほど。
小林さやか
矢部さんの、何がいいなって思ったかっていうと、私が講演で言ってることと、坪田先生が言っていることと全く一緒だったんですけど、ドリルとか競争するって言ってたじゃない?親子チャレンジ。何がいいかって対等なんですよ、親子が。
大嶋啓介
おお~
小林さやか
対等じゃん?競争するっていうことは。
だから、ここがすごく重要で、親が「あれやりなさい!これやりなさい!」って勝手に親が上から勘違いしちゃってるじゃん。全然、上でも何でもないのに。
だけど、自分のほうがちょっと生きてるからって、あーしろ、こーしろって言ってくるじゃん?
「おめーよりこっちのほうが色々知ってんだよ」っていう気持ちで子どもは、子どもっていうより私は思ってたんだ。先生とかに対して「すごくつまらなそうに働いているオトナ」としか見てなかったから。なんかイケてないし。
私のほうがイケてる生き方してるわっていう自己肯定感しかなかったので。
先生にすごい批判されて「勉強しろ」とか「お前はダメだ」とか「クソ」だとか言われても、「お前に言われたくねぇよ、お前に何がわかってるんだよ、お前より私の人生のほうがイケてるから」って感じだったの中学の時。
だから、上から来られると子どもはシャットアウトする。「コイツ、何もわかってないんだな」って私は思ったし、そこがうちのお母さんが違ったところ。うちのお母さんは常に対等で「さやかちゃんは、ああちゃんのいつも憧れだな」って今でもすごい言われるの。
だから、ここがすごく重要で、親が「あれやりなさい!これやりなさい!」って勝手に親が上から勘違いしちゃってるじゃん。全然、上でも何でもないのに。
だけど、自分のほうがちょっと生きてるからって、あーしろ、こーしろって言ってくるじゃん?
「おめーよりこっちのほうが色々知ってんだよ」っていう気持ちで子どもは、子どもっていうより私は思ってたんだ。先生とかに対して「すごくつまらなそうに働いているオトナ」としか見てなかったから。なんかイケてないし。
私のほうがイケてる生き方してるわっていう自己肯定感しかなかったので。
先生にすごい批判されて「勉強しろ」とか「お前はダメだ」とか「クソ」だとか言われても、「お前に言われたくねぇよ、お前に何がわかってるんだよ、お前より私の人生のほうがイケてるから」って感じだったの中学の時。
だから、上から来られると子どもはシャットアウトする。「コイツ、何もわかってないんだな」って私は思ったし、そこがうちのお母さんが違ったところ。うちのお母さんは常に対等で「さやかちゃんは、ああちゃんのいつも憧れだな」って今でもすごい言われるの。
大嶋啓介
ええ~
子どもを尊敬し続ける母の姿
小林さやか
憧れっていう言葉って、子どもに対してあまり言わなくないですか?
大嶋啓介
言わない、言わないと思う。
小林さやか
だから、うちのお母さんが対等、なんなら子どもを尊敬しているっていう姿勢の表れだと思うんですけど。
なんか、そこがうちのお母さん、ちょっと違った気がしますね。
なんか、そこがうちのお母さん、ちょっと違った気がしますね。
大嶋啓介
いや~さやかちゃん、それすっごく大切だと今思ったんだけど。
小林さやか
うん。
大嶋啓介
子どもを尊敬しているっていうその思いでね、子どもと接している・・・
いやぁ、俺、ちょっとそれやってないなぁってちょっと今思った。
いやぁ、俺、ちょっとそれやってないなぁってちょっと今思った。
小林さやか
そうかなぁ?
大嶋啓介
俺も今、息子とね、一番下がサッカーやってるんだけれども、外でなかなか出られないから、部屋の中でトレーニングしてるんだけど、俺も一緒になってトレーニングするの。
小林さやか
いいじゃん!
大嶋啓介
で、負けるんだわ(笑)
そういう意味では「お前、すげーな」って言ったりするんだけど。
そういう意味では「お前、すげーな」って言ったりするんだけど。
さやかちゃんのお母さん、ああちゃんの子育て分岐点
大嶋啓介
確かにね、一緒になってやるとかね、尊敬、尊敬までしてたかな・・・それってすごく大事だなって思ったのとね、
あと、さやかちゃんのお母さんのこともうちょっと聞きたいなって思うんだけど。さやかちゃんの講演の中でお母さんの話、たくさんされてて、「うわ、すげーお母さんだな」って思うことたくさんあったの。
弟さん、小さい頃言うこと聞かなくてやんちゃでって。そのときにお母さんが色んなことを勉強されてたじゃん。
あと、さやかちゃんのお母さんのこともうちょっと聞きたいなって思うんだけど。さやかちゃんの講演の中でお母さんの話、たくさんされてて、「うわ、すげーお母さんだな」って思うことたくさんあったの。
弟さん、小さい頃言うこと聞かなくてやんちゃでって。そのときにお母さんが色んなことを勉強されてたじゃん。
うんうんうん。
大嶋啓介
そこから、お母さんがどう接していたかって。
勉強したことぜ~んぶやめて、何かそこらへん話して欲しいなって思うんだけど。
勉強したことぜ~んぶやめて、何かそこらへん話して欲しいなって思うんだけど。
小林さやか
あの~うちのお母さんね、映画とか本とか見てくださった人は特に「聖人なんじゃないか」みたいな、女神っぽい感じでみんな捉えてくださるんですけど、うちのお母さん別にそんなすごい人ではなくて、フツーなんだけど、大嶋さんと一緒で、うちのお母さんも失敗が多かった。
特に子育てのところでよく言ってるんだけど、もう子育ては失敗続きで、その都度直していって、自分育て、自分が育っていかせてもらう過程でしかないってよく言ってるんですけど。
特に子育てのところでよく言ってるんだけど、もう子育ては失敗続きで、その都度直していって、自分育て、自分が育っていかせてもらう過程でしかないってよく言ってるんですけど。
大嶋啓介
うん。
小林さやか
私のお母さんは、どこで変わったかっていうと、最初は、私は内向的でおとなしめな小学校時代を過ごしていたので、そんなに手がかからなかったらしいんだけど、うちの弟が信じられないくらいやんちゃ坊主で。
あの、今はもう落ち着いてますけど、30なので。
よく言う例が、「前にならえ」って言われると、パンツを下してチンチン出して走り回る、とかね。
あの、今はもう落ち着いてますけど、30なので。
よく言う例が、「前にならえ」って言われると、パンツを下してチンチン出して走り回る、とかね。
大嶋啓介
ハハハハハ
「ひとりひとつまでよ」って言われたところを、必ず3つバババって取って走って逃げていくとかね。
もうなんかこう、幼稚園の先生とか小学校の先生は「お宅のお子さんは病院行ったほうがいい」みたいな感じだったのね。うちのお母さんはノイローゼになって、精神科に通ってたくらい悩んでたんだけど。
「とにかくこの子を育てなきゃ」って思って、色んな子育て本、出てるじゃないですか。
あの、今は趣向が変わって来たけど、昔はとにかく躾ろっていう本がいっぱい出てたんだって。
だから、その本を読み漁って、で、そこに書いてある全ての方法をし尽くしたんだって、うちの弟に対して。
殴ってはいけないから、シッペをしまくった日とか・・・
もうなんかこう、幼稚園の先生とか小学校の先生は「お宅のお子さんは病院行ったほうがいい」みたいな感じだったのね。うちのお母さんはノイローゼになって、精神科に通ってたくらい悩んでたんだけど。
「とにかくこの子を育てなきゃ」って思って、色んな子育て本、出てるじゃないですか。
あの、今は趣向が変わって来たけど、昔はとにかく躾ろっていう本がいっぱい出てたんだって。
だから、その本を読み漁って、で、そこに書いてある全ての方法をし尽くしたんだって、うちの弟に対して。
殴ってはいけないから、シッペをしまくった日とか・・・
大嶋啓介
ハハハハハ
小林さやか
色々やったんだけど、何やってもおとなしくならなかった、言うこと聞かなかった。
その質問いただいた方のお子さんのように、言うことを何も聞かなかった。
だからもう心が折れそうだなって、うちのお母さんがノイローゼ気味になったところで、「もうこの子に言うことを聞かせるのを諦めよう」と。「この子のやることに対して、理由を私のほうが探してあげることが先かもしれない」って思って、うちの弟に色んなと聞くようになった。
例えば、「なんで、ぶりぶりざえもん、そんなおちんちん出して走り回っちゃうの?」って。毎回だからね。
だから「どうしたの?」って聞いたら、「みんなが怖い顔してるから、笑わせようと思った」って言ったんだよね。
その質問いただいた方のお子さんのように、言うことを何も聞かなかった。
だからもう心が折れそうだなって、うちのお母さんがノイローゼ気味になったところで、「もうこの子に言うことを聞かせるのを諦めよう」と。「この子のやることに対して、理由を私のほうが探してあげることが先かもしれない」って思って、うちの弟に色んなと聞くようになった。
例えば、「なんで、ぶりぶりざえもん、そんなおちんちん出して走り回っちゃうの?」って。毎回だからね。
だから「どうしたの?」って聞いたら、「みんなが怖い顔してるから、笑わせようと思った」って言ったんだよね。
大嶋啓介
うん。
小林さやか
「あ、やさしさだったんだ」ってうちのお母さんすごく涙が出るくらい後悔して。
「じゃあ、なんでいつも3つ持って帰って来るの?」って聞いたら、「ねーちゃんと妹の分だ」って言った時に、もう確信をして、この子の中に、何も迷惑をかけようとか、お母さんを苦しめようとか、誰かのモノを取ってやろうとか、そういう心は何もなくて、全部【善】の心。誰かを楽しませてあげたいとか、誰かにこれあげたいとかそういう心でしかなかったんだ、っていうことに気づいた時に、うちのお母さんは、「もう躾っていらないんだな」って、うちの弟に教えてもらったんだって。
そもそも親が言うこと聞かせようと思うこと自体が、おこがましいと思ったほうがいい、やっぱり。
やっぱ対等じゃない、そうやって思うこと自体が。なので、子どものこの行動にどういう意味があるんだろうとか、子どもから教えてもらえることってたくさんあると思うんですよね。
まだ、私まだ子どもいないからわからないけど。
でもうちのお母さんはそこに、うちの弟に気づかせてもらって、私に対しても、弟に対しても、そのあと生まれた妹に対しても「全部自分で決めていいよ。それなりにあなたたちの善の心で決めた理由があるんだよね。それをぜひ聞かせて」っていう子育てに変えたら、すごく楽になったし、幸せなことしか起こらなくなったって、よく言ってますね。
「じゃあ、なんでいつも3つ持って帰って来るの?」って聞いたら、「ねーちゃんと妹の分だ」って言った時に、もう確信をして、この子の中に、何も迷惑をかけようとか、お母さんを苦しめようとか、誰かのモノを取ってやろうとか、そういう心は何もなくて、全部【善】の心。誰かを楽しませてあげたいとか、誰かにこれあげたいとかそういう心でしかなかったんだ、っていうことに気づいた時に、うちのお母さんは、「もう躾っていらないんだな」って、うちの弟に教えてもらったんだって。
そもそも親が言うこと聞かせようと思うこと自体が、おこがましいと思ったほうがいい、やっぱり。
やっぱ対等じゃない、そうやって思うこと自体が。なので、子どものこの行動にどういう意味があるんだろうとか、子どもから教えてもらえることってたくさんあると思うんですよね。
まだ、私まだ子どもいないからわからないけど。
でもうちのお母さんはそこに、うちの弟に気づかせてもらって、私に対しても、弟に対しても、そのあと生まれた妹に対しても「全部自分で決めていいよ。それなりにあなたたちの善の心で決めた理由があるんだよね。それをぜひ聞かせて」っていう子育てに変えたら、すごく楽になったし、幸せなことしか起こらなくなったって、よく言ってますね。
人間力サミット 講師:ビリギャル小林さやか氏×矢部裕貴氏×大嶋啓介
登壇日:2020年05月04日
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