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人間力サミット2022 〜鬼丸昌也氏③〜

『ウクライナ侵攻と避難する子どもたちの今③』


前回の記事はこちら!

 

今も未来も見据えて

 

ムネ
ムネ
なんか我々って今、例えばですけど、今日のテーマにもなっている「ウクライナ侵攻」とかも、この【今】で見てしまうじゃないですか。鬼丸さんが支援してきた先っていうのは、今の活動が続いているっていうのは、ずっと尾を引いているっていうことですもんね。

鬼丸昌也
鬼丸昌也
そうです。だから【今】支援することは絶対大事なんですよね。
ムネ
ムネ
はい。
鬼丸昌也
鬼丸昌也
でも、5年後、10年後を見据えた時に、地雷を取り除いたり、今の緊急事態の中にあっても、教育支援をしたりとか、自立のために職業支援を先にしなきゃいけない理由はそこにあって。僕らはニュースがなくなったら、戦争が終わった。例えば、ニュースがなくなったら、東日本大震災の被災は終わったって思うかもしれませんけど、現場では続いているわけで。
ムネ
ムネ
いやぁ、なるほど。
鬼丸昌也
鬼丸昌也
だから、右目では今を見つつ、左目では5年後10年後を見据えて、何をさせていただくかっていうことが僕、すごく大事だなって思うんですよね。
ムネ
ムネ
なんか…すごい今刺さりました。衝撃的に刺さりました。
鬼丸昌也
鬼丸昌也
いえいえいえいえ。
香取貴信
香取貴信
すごいでしょ。
鬼丸昌也
鬼丸昌也
香取さんとか皆さんに教えていただいたおかげなんですけど。
香取貴信
香取貴信
いや…この地雷原だって言われてるところがあると、そこは歩けないじゃないですか。
ムネ
ムネ
うん。
香取貴信
香取貴信
だから、子ども兵を使うんです。
ムネ
ムネ
いやぁ…闇は深いっすね。

 

地雷原を歩かされる子どもたち

 

鬼丸昌也
鬼丸昌也
世界にいまだに、確認されているだけで、30万人くらいの、18歳未満の子どもたちが、兵士だったり、武装勢力の下に使われてるんですが。極端な例でいうと、子どもたちを麻薬で洗脳して、アルコールで洗脳して、横一列で手を繋がせて、地雷原を歩かせていくと。子どもが、子ども兵が地雷を踏んだら、そこは大人たちが安心して通れる通り道になりますよね?でも、例えば、子どもが地雷を踏まずに向こう側まで行ったとしても、そこは地雷のない安全な通り道になる。死のうが、死ぬまいが安全な通り道を確認できると。
かつ子ども兵は誘拐してきたり、洗脳すれば、いくらでも子どもたちはたくさんいますから、兵士にできますもんね。

ムネ
ムネ
いやぁ、すごいですね…
鬼丸昌也
鬼丸昌也
映画でいうと、『風に立つライオン』の中でそのようなシーンがあったので、よかったらこの連休中にご覧になっていただけるといいかなって思いました。
ムネ
ムネ
『風に立つライオン』
鬼丸昌也
鬼丸昌也
そうです。さだまさしさん原作のやつなんですけど。はい。
ムネ
ムネ
ええ~。いやぁ…何か凄いですね。言葉を失うというか。

 

ウクライナ危機の特徴

 

香取貴信
香取貴信
僕らは普通に生活をしていると、例えばウクライナの今の出来事であるとか、あとはミャンマーのところで起きている内戦であったりとか、今、報道がなされていないけれど、そんな風にして世界中に色んなことが起きているんですが、それはどこか、全然違う世界のところのように感じるんですけどね。でも、鬼丸に聞くと、すぐ近くで起きていることというか、本当に実際起きてるんだということがわかってくるんので。
ちょっと、じゃあウクライナに関しても、鬼丸のところで今回、何か動いてるんですよね?

鬼丸昌也
鬼丸昌也
そうですね。今、おかげさまで、やらせていただいていて。どうしようかな、もしよかったら、ちょっと画面共有とかもできますか?
ムネ
ムネ
大丈夫です。
鬼丸昌也
鬼丸昌也
わかりました。ちょっとだけ写真とかもあるので、共有してもいいですか?
ムネ
ムネ
お願いします。
鬼丸昌也
鬼丸昌也
すみません、これでいけるかな。例えば、テラ・ルネッサンスが活動している、コンゴという国でも長く戦争が続いているんですけど、比較をすると、何が今回のウクライナ危機のポイントかというと、第二次世界大戦って75年、80年前に大きな戦争があったじゃないですか。それ以降、世界中で、色んな地域で戦争が起こった中で、最も早く、最も急速に、難民や国内避難民。国内避難民っていうのは国の中で自分の住んでいた地域や街に暮らせない人たちを国内避難民って言うんですけど。広がっているっていうのが、今回のウクライナ危機の特徴なんですよね。
で、ちなみに言うとですけど、これ、こんなこと言っても…まあ事実だからいいんですけど。香取さんたちが『難民』って聞くと、ボロボロの服を着た人たちが、命からがら歩いて国境を越えて逃げてくるっていうイメージありませんか?
香取貴信
香取貴信
あります、あります。
鬼丸昌也
鬼丸昌也
難民キャンプで、国連からもらった白いテント張ってるイメージあると思うんですが。
例えば、ウクライナから周辺諸国に逃げている難民が、ちょっと古いデータですけど、500万人くらいいるんですよね。僕たちは、その中でハンガリーという国で活動していて、ハンガリーには約50万人くらい逃げてきてるんですよ。ちなみに、1番最初に難民として逃げて来た人たちってどんな人たちかっていうと、一般論なんですけど、めっちゃ金持ち。
ムネ
ムネ
富裕層!
鬼丸昌也
鬼丸昌也
だからみんな、ベンツとかジャガーとかで逃げて来るんですよ。
香取貴信
香取貴信
ハハハハハハ
ムネ
ムネ
まったくもう…イメージなかったですね…
鬼丸昌也
鬼丸昌也
これはいい悪いじゃないんです。それはそうですよね、逃げるのにもお金必要なわけですから。
香取貴信
香取貴信
そうか。
鬼丸昌也
鬼丸昌也
しかも陸続きなので、そりゃ鉄道か車で逃げるわけなんですよ。
ムネ
ムネ
確かに。
鬼丸昌也
鬼丸昌也
で、何をここで言いたいかって言うと、大抵の人たち、これはハンガリーやポーランドとか他の国に逃げても、みんなどこを目指すかっていうと、ドイツとか他の西ヨーロッパ目指すんです。
ムネ
ムネ
はいはいはい。
鬼丸昌也
鬼丸昌也
なぜかというと、ドイツやフランスといったEU諸国は難民への支援が手厚いので、逃げたりすると1人結構お金もらえたりするんです。支援のための。それは大事なことなんです。そうすると、みんなそこを目指しますよね。
ムネ
ムネ
うんうん。
鬼丸昌也
鬼丸昌也
でも、僕らがハンガリーで調査してわかったのは、そこまで行かない人たちがいるんだっていうことがわかったんですね。
香取貴信
香取貴信
うんうんうん。

 

〜つづく〜(次回の記事を読む)

 

動画はこちらから!

 

 

人間力サミット 講師:鬼丸昌也氏×香取貴信氏

登壇日:2022年05月04日

講演テーマ 【ウクライナ侵攻と避難する子どもたちの今】

 

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