っていうことは、現在、もちろん園児もいらっしゃるし、これから生まれてくる、赤ちゃんが今お腹の中にいるお母さんたちも通える保育園になっているんです？

そうなんです。実は、この仲間で妊娠をされていたママが、2日前に出産をしました～！

すごい！

すごすぎる～！

もう激動！激動！

激動！朝ドラぐらいの！

もう、なんかようわからんねん。もうとにかく色んなものがもう勝手に。「ひよこいるでしょ～」ってひよこ持ってくる人がいるし。

一言も言ってないのに(笑)

もうぐっちゃぐちゃな中。でも、子どもたちが、今、それこそ「保育園行かせたいねんけど」って言っていた２人が通っていて、もう１人男の子が。その子は11日にもう大分県に帰らないとあかんねんけど。あとね、一時保育が多くて。

うんうんうん。

1週間に1回とか、そんな感じでの子どもたちがいてね。大嶋啓介のところで磨いてきた、おかざきゆうさんっていう保育士さんが、元々てっぺんの自由が丘で働いていた彼女がもう神なのよ！

へぇ～！

もう本当に子どもたちの心をね、一瞬にしてキャッチする人で。更に、今、全国的に保育士さん不足やねんけど、今の保育に対して疑問を持って3月に辞めた保育士さんらがすごい集まって来てて。

え！

で、ちょうど辞めたタイミングの保育士さんがいっぱいいるって感じ。

え～！すごいスピード感で動いてますね、今。

そうなんですよ。巻き込み事故ですよ、これは完全に。

ハハハハ

やっぱり、動けば変わるんですね？

変わりすぎますよ、これもう！ついて行けないですよ、これ。

困るぐらい変わってますね(笑)

本当、もうついていけない。

すごいな～。いや、まさか、本当に今年からスタート出来るのかっていうのが、去年の段階ではちょっと見えなかったですよね。

いや、見えなかった！正直ね、正直1年ずらしたほうがええんちゃうかなって思ったけど、みわちゃんのことがあったので。それだけは嫌やな～って思ってて。香取ちゃん、はじめトレーラーハウスでやるっていう風なことを言ってたけど、そのトレーラーハウスとかも全然場所が。ピンとくるところがなくて。

はい。

今、僕が住んでいる、手登根っていうところは自然が豊かで、「ここでやりたい！」って思ってても建物が全然見つからなかった時に、仲間の1人が「森の保育園ってどう？」って言われて。ほんなら1つだけ、唯一と言っていいほど、ここらへん全部なんも手入れされていないのに、1つだけ手入れされていて。で、またこの場所で4人のおじいちゃんが俺らのこと可愛がってくれてて。これいま4Gって呼んでんねんけど。

ハハハハッ

この4Gの1人が、にっこにこのおじいちゃんで、その人が管理している森やったの。

へぇぇぇぇ！

それを見た瞬間、「絶対ここや！」って言うて、今そこで保育してますね～

すっごい！沖縄県の南城市ですか？

南城市に。もうね、最高です。

激動すぎますね。

激動すぎてね、ちょっと僕、ついていけてないですね、まだ。

お笑い芸人から、映画監督になって、路上詩人、プロゴルファー、マンゴー農家からの今、保育園。

はい。

その、お腹の中から保育園で大切にしている考え方とか価値観とかってあったりするんですか？

これは、今、発達障害っていう障害を持った子どもたち。恐らく、香取ちゃん見たら、完全な発達障害っていうことがわかると思うんですけど。

ハハッ、めっちゃビックリしてる！(笑)

僕らって多動児じゃないですか。

うん。

もし、僕らが、がんじがらめの中で「絶対にこれやったらあきません」「好きなことやってはあきません」なんてやっていたら、多分、もう生きてないと思うんですよ。

めちゃくちゃ肩身狭くなってますよね、多分ね。

そうなんすよ。そんな時に、誰かが「もっと好きなことやっていいよ」とか、「出来ないことがあっていいんだよ」っていう。平均点を教える人ではなくて、「出来ないことはあってもええねん、その分、ここを楽しんでやっていこう」っていう人がいたら、それは救われると思うし、伸びると思うんですね。なので、『全員天才』っていう。すべての子どもはみんな天才やから、その子の天才はどこの部分かなっていうことを、先生らが自分たちに問いかけながら、子どもたちと接していこうっていうことはやってますね。