『挫折や失敗があったからこそ、今がある!
モチベーション高く前を向く思考』②』
入院中に決意したパラリンピック
官野一彦
障害としてはめちゃめちゃ重い障害を負ってしまったんですね。ただ、終わりたくなかったんですよね、これで。なんか自分の人生がこれで障害を負ってしまったことで終わりたくなかったし、もっと言うと、僕の知らないところで母が泣いているんですよね。僕の目の前で、絶対、お母さん泣かないんですよ。でも、僕の知らないところで泣いてるときに、やっぱ「母さんを安心させる方法ってなんだろう」とか。「泣かしたくない」って思ったときに、『なんが自分にできるんだろう』と思ったときに、もう単純に前に突き進むことしかできなかったんですよね。だから、前突き進むための、1つのツールとかコンテンツってなんだろうと思ったときに、「パラリンピックに出よう」みたいな。だから、僕入院してるときから、なんの競技もあるかわかんないけど、「パラリンピックに出るから」ってずっと言ったんですよ。
大嶋啓介
え!病院?入院中から?
官野一彦
入院中から言ってました。
ムネ
入院中からそう思ったってことですか⁉
官野一彦
はい、もうずっとあの当時…恥ずかしながらタバコ吸ってたんすけど。喫煙所で「俺、パラリンピック出るから」ってずーっと言ってました。知らない人に(笑)
ムネ
ハハハハハハ!
大嶋啓介
やっぱ、ぶっ飛んでるね。
官野一彦
ただ、それが本当に、なんかその1つの成り上がるじゃないんですけど。成り上がるっていうとなんかちょっとすごく言葉のあやなのかもしれないんですけど、やっぱり「親とか周りの人たちを安心させる」っていうのが、何かに向かっていく姿なんじゃないかなと思ってて。それが1つ、パラリンピックっていうものだったっていうのがスポーツを始めるきっかけだったと思います。
なんのため?誰のため?
ムネ
いやあ、強烈ですね、大嶋さん、今のエピソード。
大嶋啓介
詳しくはね、本当、その当たり…官野ちゃんも、歩けなくなるっていうか、そんな事実を最初から受け入れたわけじゃないもんね?
官野一彦
そうっすね。きつかったですね。
大嶋啓介
相当きつかったと思うし。それはだって超元気な子どもだったと思うんだよね。やんちゃ坊主で、野球もやらしたら、それはね、本当にスーパー高校級の野球少年だったぐらい活発で、動き回ってて。サーフィンにはまってサーフィンも相当うまかったんだろうね。
ムネ
そんな気がしますよね。
大嶋啓介
そんな感じでめちゃめちゃやってたんだろうなと思って。それ全部奪われるっていうかさ…何もかもできなくなるっていうのは、俺は経験したことないし。今、俺がそうなったときに、「何かできるか」って言ったら、全然自信がない。でも最初から官野ちゃんもそんなふうに思えなかったと思うし、そんときのお母さんの…なんか、俺は、なんかね。本当に話はこれは本番にとっといてもらいたいと思うんだけど。なぜ官野ちゃんが、そんだけ、そのスイッチが入って、俺、パラリンピックになるっていうぐらいの気持ちになったのかっていう。このお母さんとのエピソードっていうのはね、もう俺は「すげえ、たくさんの人に聞いてもらいたい」ってすごい思いますよね。もう本当に俺も泣けて泣けて。もう1人でもたくさんの子どもたちにも聞いてもらいたいと思ったし。それはすごいぶれない芯になるんだろうなっていうか。もうなんかがやりたいっていうか、それがなんのために誰のためにっていうのが一緒にドンと来たって感じだもんね。
人間力大學オンライン 講師:官野一彦(かんのかずひこ)氏
登壇日:2023/1/30(月)20:00-21:30
講演テーマ :
参加方法:人間力大學オンライン会員orビジター参加
ビジター参加費:2,750円(税込)
配信方法:ZOOM 人間力大學オンライン
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