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人が集まる人の特徴6つ|完璧をやめる・陰で褒めるなど講師6人の体験から

なぜか、あの人の周りにはいつも人がいる。
自分もそうなりたいけれど、何を変えればいいのか分からない。

そんな思いで、このページにたどり着いた方もいると思います。

先に答えを書くと、人が集まる人は、完璧な人ではありませんでした。
自分を飾らず、周りの人を立て、受け取ったものを次の誰かへ渡している人でした。

この記事では、人間力大學オンラインに登壇した講師6人が事前対談で語った話から、人が集まる人の特徴を6つ紹介します。

先に答え:人が集まる人の特徴6つは、4つにまとまる

6人の話を並べると、6つの特徴は大きく4つにまとまりました。

  • 飾らない:完璧をやめて、ありのままを見せる(特徴1)。自分で自分を喜ばせる(特徴2)
  • 人を立てる:いないところで褒める(特徴3)。出会った人を、別の誰かにつなぐ(特徴4)
  • 誠実に向き合う:初対面の礼儀を大切にし、表と裏で言うことを変えない(特徴5)
  • 恩を次へ送る:受けた恩を、次の誰かに送る。まず自分が受け取り、感謝する(特徴6)
人が集まる人に共通する4つ(飾らない・人を立てる・誠実に向き合う・恩を次へ送る)

ここからは、6つの特徴を講師一人ずつ見ていきます。

特徴1. 完璧をやめて、ありのままを見せている

1中川真光さん株式会社ドリームサポーター 代表取締役/『なぜか人が集まる人の39の習慣』著者

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(2026年5月の人間力大學オンライン事前対談より)

中川さんは、LINEやAIを使った集客のコンサルタントとして活動している方です。

ところが対談では、自分は集客がずっと苦手だったと話しています。
苦手なことを受け入れ、人に任せることにした。

肩書きに「他力」という言葉を入れたのは、そのためだそうです。

その中川さんが、人が集まる人のいちばん大事な部分として挙げたのが、完璧を手放せたことでした。

以前の中川さんは、常識も見た目も、きちんとしていないといけないと考えていたそうです。
今の金髪に長い髪も、昔ならできなかったと振り返っています。

「完璧でないといけなかった考え」を手放してから、周りから心配されながらも、愛されて応援されるようになった。
中川さんは、今はそう思えると話しています。

きっかけは、人間力大學の校長・鴨頭嘉人さんの動画でした。
鴨頭さんの動画で紹介された大嶋啓介の話し方を見て、完璧にちゃんとやらなくていいんだ、と思えたそうです。

その後、渋谷で二人の講演会を聞き、同じことを感じたと話しています。

対談ではもう一つ、人が集まる人たちに共通するものとして、喜び力を挙げています。
うれしい気持ちを、体全体で表す力のことです。

昔の中川さんは、何かをもらっても、あっさりお礼を言うだけだったそうです。
今は意識して、大げさなくらいに喜ぶようにしている。

ここぞというときは、文章ではなく、動画やボイスメモでお礼を伝えるようになったと話しています。

この話のポイント

きちんとしていないと好かれない、と思い込んでいると、人との間に壁ができます。
中川さんの話は、隙を見せることが、人を遠ざけるとは限らないと教えてくれます。

特徴2. 正しさで人を裁かず、自分を喜ばせている

2田中克成さんファンマーケティングの専門家/出版プロデューサー/カードゲーム「GIFT」考案者

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(2023年8月の人間力大學オンライン事前対談より)

田中さんは、1000人以上の成功者にインタビューを重ねてきた方です。
著書に『自分をよろこばせる習慣』があります。

取材を続けるうちに、田中さんは意外なことに気づきます。
人格者らしい成功法則を、そのとおりに実践している人は一人もいなかったそうです。

さらに、成功している人の中にも、幸せそうな人とそうでない人がいました。

時間を守る。ごちそうになったら手紙でお礼をする。

そうした正しいことをきちんと守っている人ほど、できない人を厳しくジャッジしていたといいます。

そばにいると、自分がだめな人間として裁かれそう。
そう感じると、人は近寄りにくくなります。

田中さんの目には、正しいけれど、どこか孤独そうに見えたそうです。

反対に、一緒にいると全部許してもらえるように感じる人の周りには、笑顔の人たちが集まっていました。

田中さんによると、こうした人は、まず自分のことが大好きです。
人をよく褒めて立て、同じように自分のことも認めている。

自分の内側から湧いてくる喜びで動いていて、田中さんはこれを悦(えつ)と呼んでいます。

そういう人の周りでは、足りないところを補い合う関係が生まれます。
予定を二重に入れてしまう人がいれば、スケジュールは自分が管理するよ、と言ってくれる人が現れる。

それぞれが得意なことを持ち寄る、与え合う文化ができていくそうです。

正しく生きるよりも喜んで生きる── 田中克成さん

この話のポイント

正しさは大切です。けれど、それを周りに求めすぎると、人は離れていきます。
人が集まるのは、まず自分を喜ばせている人のそばなのかもしれません。

特徴3. その場にいない人を褒めている

3櫻庭露樹さん開運マスター/「全捨離®」の実践者

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(2026年4月の人間力大學オンライン事前対談より)

櫻庭さんは、心のあり方や開運をテーマに講演している方です。
「アホと素直と行動力、プラス笑顔」を提唱しています。

対談で、人間力とは何かを聞かれた櫻庭さんは、一言でいえば魅力だと答えています。

人生をうまくいかせるための「最強のスキル」として、櫻庭さんが挙げたのが陰褒めです。
陰口ではなく、本人のいないところでその人を褒めることです。

櫻庭さんによると、陰で褒めた言葉は、いずれ本人の耳に入ります。
耳に入れば本人はうれしくなり、褒めてくれた人への思いが深くなっていく。

櫻庭さんは、人生がうまくいくかどうかは、人に喜ばれているかどうかだと考えています。
陰褒めの話も、この考えにつながっています。

櫻庭さんには、お釈迦様が座る蓮の花にたとえた考え方もあります。
花びらの1枚1枚は、周りの人たちからの感謝の思いです。

お釈迦様は、その感謝の思いの上に立っている。
陰でいろんな人を褒めている人も、同じように、周りからの感謝の思いの上に立っていく、というたとえです。

例として挙げたのは、櫻庭さんの身近にいる小野さんでした。
行く先々で誰かを褒めている小野さんを、「誰でもできることを誰にもできないレベルまで」磨き上げた人だと表現しています。

陰褒めそのものは、特別な才能がいるものではありません。
櫻庭さんも、誰でもできると言い切っています。

この話のポイント

櫻庭さんの話では、陰で褒めた言葉は、回り回って本人に届きます。
面と向かって褒めるのが照れくさい人ほど、試しやすい方法かもしれません。

人間力大學オンラインでは、こうした講師が登壇し、事前対談の続きを講演の本編で話しています。会員は過去の講演動画も見られます。
→ 人間力大學オンラインを見てみる

特徴4. 出会った人を独り占めせず、つないでいる

4大山峻護さん元プロ格闘家/企業向け人材育成のエーワルド株式会社を設立

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(2021年5月の人間力大學オンライン事前対談より)

大山さんは5歳から柔道を学び、2000年にプロ格闘家に転身しました。
PRIDEやK-1のリングで戦い、2014年に現役を引退しています。

現在は、格闘技を応用したプログラム「ファイトネス」で、企業の研修を行っています。

対談の冒頭、大嶋啓介は大山さんを、周りにたくさんの人が集まっている人だと紹介しています。
いつも素敵な人たちをつないでくれる、とも話していました。

大山さん自身が大切にしているのも、つなぐことです。
素敵な人に出会ったら、その縁を自分のところに留めておかない。

この人とあの人をつなげたら、何かが起きるかもしれない。
そう思いつくとワクワクしてきて、すぐに連絡をするそうです。

大山さんは、ボランティアにもよく参加しています。
なぜするのかというと、自分がうれしいからだと話しています。

ある時期、大山さんは、1日に3つ良いことをする取り組みを100日間続けました。
Facebookにページを作り、その日にした良いことを書いていく。

すると、共感した人たちも書き込み始めました。
お母さんに電話をした、道のごみを拾った。

そんな小さな良いことが、次々に集まったそうです。

この話のポイント

いい出会いを自分だけのものにせず、次の人に手渡す。
人をつなぐ人のところには、つながった人たちの思いも集まっていくのだと思います。

特徴5. 初対面の礼儀を大切にし、裏表がない

5朝倉千恵子さん株式会社新規開拓 代表取締役社長

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(2022年9月の人間力大學オンライン事前対談より)

朝倉さんは、小学校の教員を経て、35歳で営業の世界に入った方です。
未経験から礼儀礼節を徹底した営業スタイルをつくり、3年でトップセールスになりました。

その後、女性のための仕事塾「TSL(トップセールスレディ育成塾)」を主宰し、3,000名以上の卒業生を送り出しています。

営業の世界に入ったきっかけは、ある会社の面接でした。
当時、再就職先を探していた朝倉さんを、採用してくれる会社はなかなか見つからなかったそうです。

やっと面接をしてくれた1社で、応募したのは講師の仕事でした。
ところが、ノックをして扉を開け、一礼して席に座った瞬間、営業をやりませんかと声をかけられます。

ここで断ったら落ちる。そう思った朝倉さんは、面接官の目を見て、やりますと答えました。

すべてはここから始まった、と振り返っています。

意外なことに、朝倉さんは子どものころから引っ込み思案で、人見知りだったそうです。

それでも営業で結果を出すために、外せないことがありました。
初対面のお客様に嫌われてしまったら、二度目はない、ということです。

対談の後半で、朝倉さんは、これからは正直者がばかを見ない時代になるとも話しています。

SNSでさまざまな情報が発信される今は、ごまかしが利かない。
表向きにきれいなことを言っていても、裏で違うことをしていれば伝わってしまう、という考えです。

この話のポイント

朝倉さんの話からは、人見知りかどうかと、最初の礼儀を尽くせるかどうかは別のことだと分かります。
そして、表と裏で言うことを変えない。人が安心して近づけるのは、そういう人なのかもしれません。

特徴6. 受けた恩を、次の誰かに送っている

6若山陽一郎さん株式会社和愛グループ 代表取締役/みんなのちきゅう株式会社 代表取締役

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(2025年12月の人間力大學オンライン事前対談より)

若山さんは、TRFのバックダンサーとして活動したあと、不用品回収業で起業した方です。
著書に『恩送りの法則』があります。

恩送りを大切にするようになったきっかけは、師匠と呼ぶ人の一言でした。

20年ほど前、若山さんはその師匠に人生を助けてもらいます。
恩返しをしようと考え、甘いものが好きな師匠に、会いに行くたびにプリンやケーキを持っていきました。

するとある日、師匠から「恩返しはやめてくれ」と言われたそうです。

師匠は、見返りを求めて何かをしたことは一度もない、と言いました。
恩を返されても、うれしいのは自分だけで終わってしまう。

同じことを次の誰かにすれば、その人も喜び、若山さんもうれしく、見ている自分もうれしい。
そうやって喜びがつながっていくことが、世の中を良くしていく方法なのだ、と。

それから若山さんは、人にしてもらったことを忘れずにメモするようになります。
そして同じことを、後輩や困っている人にしていきました。

すると、自分から人を喜ばせる数が変わっていった。
若山さんに何かしてあげたいという人も、そこから圧倒的に増えたと話しています。

大嶋啓介も対談の中で、若山さんから学んだことを話しています。

若山さんは講演の中で、主催してくれたメンバーへの感謝を、スライドで大きく伝えていたそうです。
それを見て大嶋も、自分の講演会で、手伝ってくれた人たちの名前を出して紹介するようになりました。

対談の最後に、若山さんは、恩を送る前に大切なことがあると話しています。
毎日、人から受け取っているものに気づき、感謝して受け取ることです。

受け取るっていうことをしないとやっぱり与え続けることができない── 若山陽一郎さん

この話のポイント

人が集まる人は、もらうばかりでも、与えるばかりでもありません。
受け取ったものに感謝して、それを次の人へ渡しています。

今日からできる、人が集まる人に近づく3つのこと

6人の話から、今日からできることを3つにまとめます。どれも小さなことです。

  1. うれしかったことを、少し大げさに伝える:お礼を一言で済ませず、うれしかった気持ちまで言葉にしてみる。中川さんのように、声や動画で伝えるのも一つの方法です
  2. その場にいない人を、一人褒める:誰かとの会話で、共通の知り合いのいいところを話してみる。櫻庭さんが話していた陰褒めです
  3. してもらったことを、一つメモする:今日、誰かにしてもらったことを書き留めておく。若山さんのように、次の誰かに同じことをするきっかけになるかもしれません

講師の話をもっと聞きたい方へ

今回紹介した6人は、いずれも人間力大學オンラインに登壇した講師です。

人間力大學オンラインでは、さまざまな分野の講師が、生き方や人との関わり方について講演しています。
事前対談で話しきれなかった体験や考え方は、講演の本編で話されています。

人間力大學オンラインの講師と日程を見る

この記事は、人間力大學オンラインの事前対談(YouTube「人間力大學」)で講師の皆さんが話した内容をもとに、人間力大學 運営チームがまとめたものです。