生きがいって、何をすれば見つかるんだろう。
そう思いながら、このページにたどり着いた方もいると思います。
この記事では、人間力大學オンラインの事前対談で講師の方々が語った話の中から、4人が見つけた「生きがい」を紹介します。
先に答え:生きがいの見つけ方
4人の話を聞いていくと、生きがいは遠くの目標ではなく、毎日の暮らしの中にありました。
- 人を喜ばせる:相手が喜ぶことを、自分から先にする
- 今日の暮らしを整える:将来の不安より、今の時間の使い方を見直す
- 小さな習慣を続ける:毎日でも続けられることを一つ持つ

ここからは、4人の話を一人ずつ見ていきます。
1. 「助けてと言っていい」にたどり着いた
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(2024年5月の人間力大學オンライン事前対談より)
腰塚さんは、神奈川県出身の元・中学校体育教師です。
2002年3月、スキー中の事故で首の骨を折り、全身が動かない体になりました。
医師からは、一生寝たきりで学校には戻れないと言われたそうです。
そこから腰塚さんを支えたのは、家族や医療スタッフ、学校の先生や生徒たちでした。
手足が動かないまま中学3年生の担任を任され、リハビリを重ねて、体にまひを残しながらも現場に復帰しています。
2010年に教職を離れ、「命の授業」の講演を始めました。
2024年の対談時点で、講演開始から14年、公演回数は2,300回を超え、受講者は70万人を超えていると話しています。
腰塚さんは、子どもたちに向けてこう伝えているといいます。
腰塚さんは、夢や自分を支えてくれる人を「ドリームメーカー」と呼んでいます。
元気をくれる人、一緒に頑張ってくれる人、話を聞いてくれる人。そうした人たちが、誰の周りにもいるという考え方です。
この話のポイント
腰塚さんの話は、生きがいは人に助けてもらい、人を助けることの中にあるのだと教えてくれます。
2. お金より先に、今日の幸せを選んだ
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(2024年7月の人間力大學オンライン事前対談より)
山納さんは、27年前から石垣島で、自給自足で暮らす村作り(エコビレッジ)を続けています。
20代のころ、山納さんは会社を3つ経営し、売上も従業員も増えていく生活を送っていました。
それでも一向に幸せを感じられず、眠れない日が続いたといいます。
27歳から29歳ごろにかけて、お金を貯めてから幸せになるという考え方に違和感を持つようになりました。
そこからたどり着いたのが、自給自足で一生食べていける村作りでした。
今は石垣島で仲間と暮らしていて、老後の心配を考える必要がないといいます。
村では、見学ツアーで訪れる人を案内したあと、村作りの講演会も開いているそうです。
1年間かけて村作りを学ぶ受講生は今88人いて、そのうち20人ほどが実際に石垣島へ移住したそうです。
この話のポイント
山納さんの話は、生きがいはどこか先にあるのではなく、今日の暮らし方を選び直すことで見つかるものだと教えてくれます。
3. 家事を変えたら、伝えたいことが見つかった
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(2025年2月の人間力大學オンライン事前対談より)
油野さんは、ママ向けの家事改善講座を主宰しています。
22歳で結婚し、家事も子育ても手探りのまま専業主婦としての生活が始まりました。
何をやっても続かない性格だったと本人は振り返っていて、家事や子育てに追われるだけの毎日を26歳ごろまで送っていたそうです。
26歳のとき、夫のアトピーを治したくて東京で料理を学びました。
食事を変えたことで、娘のじんましんや夫のアトピー、自身の体調も改善したといいます。
このことを人に伝えたいと思い、料理教室を始めました。
資格も経験もない中で始めた教室は、口コミだけで1か月に90人が通う教室に成長したそうです。
その後、仕事と家事の両立に悩む声を多く聞くようになり、家事改善講座を始めました。
今はオンラインで、延べ4,000人以上のママの生活の改善に関わっているといいます。
油野さんは、朝の家事のやり方も紹介しています。
朝の2時間のうち、前半の1時間で家事の9割を終え、後半の1時間を子どものためのフリータイムにするという方法です。
家事が終わらない原因は人によって違うため、闇雲に早起きしても変わらないとも話しています。
この話のポイント
油野さんの話は、目の前のやることを見直すことが、自分のための時間と、人に伝えたいという生きがいにつながることを教えてくれます。
人間力大學オンラインでは、こうした講師が登壇し、事前対談の続きを講演の本編で話しています。会員は過去の講演動画も見られます。
→ 人間力大學オンラインを見てみる
4. 誕生日電話という、毎日の小さな習慣
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(2022年8月の人間力大學オンライン事前対談より)
こういちマンモスさんは、東日本大震災の復興支援に携わりました。
そこで、自分にできるやり方で笑顔や希望を増やす方法を考えるようになったといいます。
その中で、1週間かけて250キロを踏破する世界のアドベンチャーレースに出会い、仲間と助け合いながら完走を目指す挑戦を続け、チーム部門で1位を2度受賞しています。
その後、コロナの影響で海外の仕事がなくなり、北海道の洞爺湖で会員制の宿を始めることにしました。
開業を決めたとき、こういちマンモスさんの銀行残高は763円だったといいます。
それでも、300名以上の人が応援してくれて、500万円以上の支援が集まりました。
こういちマンモスさんは、応援してくれた人の名前を手帳に書き留めていて、今も毎日、誰かに「誕生日電話」をかけ続けているそうです。
もらったから恩返しするのではなく、自分が先に相手を喜ばせることを大切にしている、とこういちマンモスさんは話しています。
この話のポイント
こういちマンモスさんの話は、生きがいは特別なことではなく、毎日続けられる小さな習慣の中にあるのだと教えてくれます。
今日からできる、生きがいを見つけるための3つの一歩
4人の話から、今日からできることを3つにまとめます。どれも小さなことです。
- 誰か一人を喜ばせる:小さなことで構いません。こういちマンモスさんの誕生日電話のように、名前を書き留めておくだけでも始められます
- 今日の暮らしを一つ整える:将来の不安より、今の時間の使い方を見直す。油野さんの朝の家事改善のように、まず1つの時間帯だけ試してみるのでも十分です
- 助けてと言ってみる、助けてもらった経験を思い出す:腰塚さんの話のように、一人で抱えなくていい。誰にどう伝えるかを決めるだけでも一歩になります
講師の話をもっと聞きたい方へ
今回紹介した4人は、いずれも人間力大學オンラインに登壇した講師です。
人間力大學オンラインでは、さまざまな分野の講師が、生き方や人との関わり方について講演しています。
事前対談で話しきれなかった体験や考え方は、講演の本編で詳しく語られています。
この記事は、人間力大學オンラインの事前対談(YouTube「人間力大學」)で講師の皆さんが話した内容をもとに、人間力大學 運営チームがまとめたものです。