子ども食堂の新しいカタチ 「〇〇✖️子ども食堂」第四話
地域のコミュニティ総動員で子ども食堂
大嶋啓介
聡、雑なフリ方だけど、聡も子ども食堂の運営についてお願いします(笑)
山崎聡
さっき大谷さんが仰ってくれたように、ぼく達は毎日開けることが可能なんで、それはもちろんやっていきます。それと同時に、いよいよ直接的に未来をつくることがやっとできるんだなって。新潟の仲間たちとかにも声かけてたら、おもしろい現象とかが起きたりするわけですよ。
大嶋啓介
へえ!たとえばどんな?
山崎聡
例えば、IT関係の社長さんに言ったら「ぼくは沖縄の方でも、パソコン教室を無料でやってたんだ」っていう方がいらっしゃったり。新潟総踊りっていう、祭りやってるところにもお話持っていったら、「子ども達の未来をつくるのはぼくたちの仕事なんで、それは是非とも一緒にやりたい」って。逆に新潟の街には、ほんとに子どもとか未来を真剣に考えている人が多いっていうことに気づかされたきっかけだったので。取り組んでいったら、想像できないような未来がついてくるんだろうなみたいな感じで、楽しみにしています。ありがとうございます。
キーワードは「地域共生」
大嶋啓介
ありがとうございます(^^) えー細川ちゃん、どうですか?
細川雄也
ぼくも夢食堂の話を聞いて、「滋賀県で飲食やってるぼくには何ができるんだろう?」って考えてですねぇ。ぼく子どもの頃、両親が仕事でいなかったりすると、隣のおっちゃんおばちゃん達が「ご飯、たべー」って、地域の人たちが一緒になって育ててくれたっていうか。いまの時代ってそういうことが無いんだなぁと。それで滋賀県で子ども食堂やられてる方のお話を聞かせて頂いたときに、「これは地域共生なんです」って言わはったんですよ。
大嶋啓介
地域共生……。
細川雄也
「地域共生を復活させていくことが子ども食堂の役割だと思うんですー」っていう話を地元の子ども食堂の方から聞いて。これから居酒屋商売っていうのは、地域共生が必須の時代に入っていくんだなって、強く感じさせていただきました。ぼくもともと農協なのもあって、地域の食材が集まるルートはできてきているので、たとえばもう捨てなきゃならない食材をご支援いただいて、それをうちで加工して子ども達に食べさせて上げられたらなぁと思っています。
大嶋啓介
めっちゃいいねぇ(^^)
細川雄也
やっぱり「子ども達のために・・」って思うと、いろんな人たちが集まってくださるなーというふうに思ってたのが、最近、高齢者施設の食堂運営のオファーも頂けまして。農家さんから食材提供してもらって、ぼくたちが加工して、お年寄りの皆さんと子ども達が一緒にご飯を食べながら、地域を盛り上げていけるっていうのが、ぼくがやりたい子ども食堂の形ですねぇ。
大嶋啓介
ありがとうございます!「子ども食堂をやろう」って細川が思ってくれたから、どんどん引き寄せが来るんだね
そうなんですよねぇ。びっくりしました。農家さんや道の駅とか、いろんな人たちが一緒にやりたいって言ってくださってきてる状況。これすごいなと思いました。
大嶋啓介
いやぁすごい。これはすっげぇ楽しみだね。ありがとうございまーす!
子ども達にとっても社会での学びを
大嶋啓介
じゃぁ友樹のほうからも、お願いします!
大坪友樹
はい。子ども食堂への想いみたいなところで、お金がないこととか、環境から生まれてくる劣等感って絶対あると思うんですね。
うんうん
大嶋啓介
大坪友樹
なんか遠慮しちゃったりとか、自分の可能性に気づけなくて心の隙間があったり、劣等感があるまま大人になっていく人って結構いると思うんですね。やっぱ、子ども食堂やりながらその心の隙間を広げちゃいけないなって思ってるんですよ。
うんうん
橋本展行
大坪友樹
子ども達がもっと夢を持って生きられるような手助けをするのが大人の役目だとしたとき、どんな子ども食堂をやっていこうかと思ったんですね。ぼくの中では、タダでもらうって、あまり良くないなと思ってます。1分でも30秒でもいいんです。そのお魚を、「スーパーの袋の中に詰め込むのちょっと手伝って」「このシールちょっと貼ってね」って。これだけで、対価をえる体験になると思うんですね。
大嶋啓介
あぁ………。
大坪友樹
大人から食事をもらうことは当たり前、ではなくて、やっぱり子どもがあんまり劣等感持たなずにその食事を楽しんでもらいながらね。
大嶋啓介
なるほどねぇ
大坪友樹
社会の勉強もしていきながら、というのがぼくの子ども食堂のイメージですね。ありがとうございます!
大嶋啓介
友樹ありがとう(^^) それぞれの夢食堂があっていいと思うし、「こんなことやったらこんなことあったよー」とか共有しながら、進めていけたらなと思います。ノブさん、最後みんなの子ども食堂への思いを聞いて感じたことをお願いしていいですか?
こんなときだからこそ、立ち上がりたい
橋本展行
ありがとうございます。一番感じるのは、いまぼくたち自身の夢を語ってる部分ですけども、ちょっと冷静になって身の回りを見たらコロナですよね。いまとても挑戦しづらいときだと思うんですよ。ましてや、社会への貢献だとか言ってる場合ではなくて、自分の店をどうするかっていうときだと思うんです。そんななか熱く燃えて「やろう!」っていうこのメンバーは、普通じゃないと思ってます。でも、普通じゃない人じゃないと、世の中って変えていけないんだと思うんですよね。ぜひこれからも、一緒にやっていきたいと思います。
大嶋啓介
熱い思いをありがとうございます。コロナ禍で非常に難しいところもあると思いますが、できるところからやっていきたいと思っています。本当に熱い、それぞれの思いを、子ども食堂に対しての、夢食堂に対しての思いを語って頂きまして、ホントにありがとうございます!
橋本展行
ありがとうございました!
大坪友樹
ありがとうございます!
細川雄也
あざしたー!
山崎聡
アザした!!
大谷順一
ありがとうございました^^