それでいうと、今回田中かっちゃんさん、あれですよね。タイトル…このタイトルに行きついたきっかけとか、これをテーマにしようと思った何かあるんですか？

それね、元々今回のその本の中で自分を喜ばせるっていう習慣っていうので、ページをめくると、いきなり「悦る」っていうのが出てくるんすよ。ご満悦の。

田中克成語だよね。

そうらしいんですよね。僕、ずっと標準語だと思って使ってて。で、悦るっていうのが出てきて。僕、啓介さんも含めいろんなもう成功をしたくてしたくてしょうがなくて、成功してる人たちにインタビューをしまくったんですよ。1000人超える人いるんですけど、そんなに完璧な人がいないんすよ。皆無。

え～！どういうことですか⁉

皆無！何かあの、人格者とか、「時間に遅れない」とか「言ったことはやり切る」とか「人のせいにしない」だとか、なんだろうな…「目的を持って生きる」とか。何かいろいろ人格者ならではの成功者とはこんなもんみたいなあるじゃないですか。

ありますよね。

それで1人1人ずっとインタビューしていくんですけど。それをちゃんとやってる人なんか1人もいなくて。

え～！面白～い！

「本書いてるじゃん！あなた！」みたいな。

(笑)

なんかもう「人のせいにしちゃいけないんだ」って言いながら、社員のせいにしてる時期があったりとか。「悪口は絶対に言っちゃダメ」って言いながらめっちゃディスってたりだとかするから「あれ？」と思って。なんかその成功してる人と成功してない人。あ、成功してる人にしかいれません。そん中でも成功してる中でも、幸せそうな人と、不幸せそうな人がいて。成功というか、なんだろう人生がやっぱ楽しくなるとかっていう時って「また会いたいと思われる人になる」っていうのは1つの目標じゃないですか。それをね限りなくちゃんとしようとしている人とか、している人って、めっちゃ眉間に皺寄ってて。それをできてない人たちをめっちゃジャッジをするんですよ。「ご馳走してもらったのに、メール1本で終わらせて、手紙の1つも送ってこない。こんなのどうかと思うな」とか。「時間に遅れて、人の命を奪ってるっていう自覚がないからどうのこうのなんだ」みたいな。って言われると、手紙を送るのはあまりにも面倒くさいし、時間なんか遅れいないようにしようと思ったって遅れちゃうし。アポイントとかすぐ抜けちゃうし、ダブルブッキングとかしょっちゅうだし。

(笑)

この人と付き合ってたら、「ダメ人間として裁かれる」って思うと…

近寄りがたくなっちゃうよね。

そうなんすよ。近寄れなくなって、「もう会わないようにしなきゃ」って思うと…

わかる、わかる。

もう会いたくない人になるわけでしょ。

正しいんですけどね。

正しいんですよ。正しいんだけど、それを主張されたりとかそこをちゃんとしようとしてる人ほど、みんな近寄りがたくなっていてなんかちょっと孤独そうだな。で、一方、啓介さんとか。

(笑)

(山崎)拓巳さんとか、ゆるいから。「うわ～！なんか全部許してもらえる」みたいな。「また会いたい」みたいな。ってなるじゃないですか。そっちの人の方が圧倒的にいつも人に囲まれてて、みんな笑顔で、楽しそうで。もう本当に僕、啓介さんの初めて受けた…大嶋啓介っていうのは前から知ってるんすけど。でもすごい人っていうのがあったから何か厳しい人なんだろうなって。あの、ね、てっぺんの動画とかしか朝礼中の動画とか。なんか砂浜で「お前もそんなもんじゃないだろ」みたいな。知らないから。

大嶋さんはやってないんですけどね(笑)ちょっとイメージあります。

なんかすごい厳しい人ってイメージがあったんだけど。初めて熱海か何かの合宿にしぶちゃんに連れてってもらったときに。

はい。