アフターコロナ時代のビジネス戦略
夢や目標だけでは足りないもの
私たちには脳がありますから、大事なのは「考える」ということなんです。ある意味、こんなに面白い時期はないですよ。平治の時にはビジネスモデルとか考えなくても上手くいったんです。
でも有事のときには、ちょっとプラス思考になったくらいでは上手くいかない。考える必要があります。つまり、本当のプラス思考が、今求められているんです。
大嶋さんが日本中でプラス思考を広められていますから、日本中に広まって欲しいですね。
先ほど伝えた若い居酒屋さんのセキュリティ会社も、今までとは違ったグランドデザインですよね。
「地域を守るんだ」という居酒屋さんが出てくるかもしれません。
究極の夢実現メソッド「SBT」
あれには夢の実現方法が詰まっていると思うので、これからあれをどう活用していけばいいのかについても、教えていただきたいです。
何を変えなきゃいけないかというと、これは「前提条件」なんですね。
だけど私が研修に行くところはみんな甲子園に行っちゃうわけですよ。甲子園に一回も行ったことが無いところもたくさんありましたから、初出場がたくさん出ました。
これはどうしてかというと、みんな脳のことを知らなくて、やってなかったからなんですよ。
条件を変えるのって、スポーツが一番大変なんです。経営は、スポーツと比べたら全然簡単なんです。
脳の使い方〜前提条件で全てが変わる〜
私は経営者の他にも、博士号をとっている技術者の方にも指導をしてきているんですね。
技術者に「人は死んだら何になると思いますか?」と聞いたら、おそらく「それはリン酸カルシウムです」って言うと思うんですよ。
それと同じで、仕事をしていて不景気になった時に、「これは私の出番だ、私にしか救えない」という前提条件でコロナと向き合った時に、結果は全く変わるんです。
問題に向き合ったとき、「俺が、私がやるんだ」という前提条件に、決めていただきたいんですよ。
〜つづく〜
人間力サミット 講師:西田文郎氏
登壇日:2020年05月05日
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