子ども達の支援活動で学んだ我々に、今、できる大切なこと
元祖ボランティア活動 鬼丸昌也
さっきも聞いたら運営されているNPO法人のテラ・ルネッサンスが今年で20周年!おめでとうございます!!!
大学4年生のときから20年間、ずーっと継続して世界の子ども達のために活動し続けている。20年続けて、いまなにを感じているのかも聞きたいですし、この20年間、変わらずどころか進化してボランティア活動を続けてこられている鬼丸さんが改めてすごいなって感じてます。
このあいだは京都大学や早稲田大学の学生が、カンボジアに学校を建設する活動をされていて、ぼくも彼らにお会いしたんですけども。
人間力大學の方でも、ほんとにたくさんの人たちに夢や希望を届けて頂きたいです!
テラ・ルネッサンスとは?
テラ・ルネッサンスの取り組みは元々、カンボジアの地雷除去のために日本で講演をして寄付を集めるところから始まって、そこからいまではカンボジアの隣にあるラオスっていう国でも不発弾を取り除く活動をしたり。
ラオスでは、くず鉄を売るために孤児達にベトナム戦争からの不発弾を拾わせて、年間100人から200人の子ども達が亡くなっている現状が続いているんですよね。また、子どもがそういうことをしなくても生活できるように、はちみつ作りとかキノコ作りとかを教えて組合をつくって収入を上げていく、村ごとの収入を上げていくっていうのを、ラオスではやっています。
はたまたアフリカでは3つの国で活動をしていて、特に子ども時代に兵士だった人たちに、文字の読み書きや仕事のやり方を教えて、自分の力で稼いで自分の家族を養えるようにする、つまり自立、社会復帰を応援するような活動をしています。
合わせて日本では、それこそ啓介さんもご尽力された2011年の3月11日、東日本大地震のとき以降は、岩手県の大槌というところで、主におばあちゃん達に作ってもらった縫い物をぼくらが販売して、いま10年で1億5千万くらい売って。
そうやって基本的には自立のため、もう一度自分の力で立ち上がるための支援をしています。
ごめんなさい最後に、これまで20年間、寄付を集めたりそういうことを知ってもらうための講演をしてきて、この前数えたら20万人超えてました(笑)
世界の問題はすべて繋がっている
いま仰っていただいたのはアフリカのウガンダ北部の事例なんですけど、20年間で3万人以上の子ども達が誘拐されて兵士された、内戦が23年間続いたんですが、これってウガンダの隣にあるスーダンっていう国の、石油をめぐる紛争の余波がウガンダ北部に広がったんですよね。
で、コンゴでの紛争の原因を分かりやすくいうと、スマートフォンや電気自動車に使われるレアメタルとかダイヤなどの貴金属なんです。たとえば、話は変わりますけど飲食の世界でもありますよね。チョコレートの原料はカカオ。
だったら、そういうカカオを使っていないチョコレートなんて探せば日本にもいっぱいある。携帯電話でも、紛争に関連するレアメタルとかを使わないように声を上げた主婦達がいて、企業も「紛争に関係ないレアメタル使おう!」って10年前から動き始めてたりする。
やっぱり、わたしたちと世界のあらゆる問題って、無関係なものってひとつもない。だってお釈迦様が言ってますもんね。諸法無我——。「諸々の法律に我は無い」って書くんですけど、すべて単独で成り立っているものはこの世界にないんだからこそ、「自分も関係あるんだったら、自分が変化したら世の中変わるじゃん」って。
啓介さんの子ども食堂の取り組みだってそうですよね。それを無関心だと思っていたら何も変わらないけど、小さくてもいいから子ども達に、親御さん達にご飯を出して一瞬でも笑顔になったら、その家庭がその1日だけでも幸せになったら子どもの人生が変わるかもしれないですもんね。
だから大事なことは、いまなにが起きているかを知って、その背景になにがあるか、そこまで深く知った上でさらに大事なことが、いまできることにちゃんと光を当てることなんだと思います。こういう話をすると、「いや大きすぎるわ……」とか、「おれも大変じゃん」とか、いまの経済状況の中で苦しいとかって思うんですけど、それでもできることがあるんですよね。
〜続く〜
人間力大學オンライン 講師:鬼丸昌也氏
登壇日:2021年8月10日(火)
時間:20:00~21:45
講演テーマ 「支援の現場で学んだ ひと・チーム・世界の変え方」
参加方法:人間力大學オンライン会員orビジター参加
ビジター参加費:ビジター参加費:2,750円(税込)
配信方法:ZOOM 人間力大學オンライン
一般(ビジター)参加はこちら ↓↓↓↓↓↓↓↓
https://ningenryokudaigaku.com/tokyo/…