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人間力対談 〜文字職人 杉浦誠司さん④〜

文字と言葉の力

 

夢とは、一体なんだろうか

ムネ
ムネ
今度の人間力大學では、10月18日に、『文字と言葉の力』というテーマで誠司さんにお話して頂くのですが、誠司さんが文字職人になってから今日までに、印象的だったエピソードなどはありますか?
杉浦誠司
杉浦誠司
さっき少し話に出た、『夢・ありがとう』っていうのは、僕が調子に乗ってて、結果は残してきてても夢を掴んだ気になれないというか、満たされない気持ちだったんですね。

どちらかというと僕は復讐心みたいな、親が警察官だったんですけど、警察官にならないような道を選択して、親父に認められたいという思いだけで生きていたんですけど、それだと結果を残しても満たされない部分があって。

ムネ
ムネ
うんうん
杉浦誠司
杉浦誠司
それで仕事を転々とするときに『夢・ありがとう』の書が生まれて、自分には感謝の気持ちがないから、ずっと夢を手にすることができないと思ったんですよ。

そこで「夢ってなんなんだろう」って自分の中で考えるようになって、それで子ども達に夢についてお話しするようになったっていうきっかけがあったんですよ。

ムネ
ムネ
なるほど!

 

被災地に足を運んだ子との出来事

杉浦誠司
杉浦誠司
印象的なエピソードっていっぱいあるんですけど、ある学校の先生から、問題児の子がいると。その子は、「夢を提出して下さい」というお題に対して、いつも白紙で出してくると。

別に夢は大きいも小さいも関係ない、叶う叶わないも関係ない、って全部伝えるんだけど、白紙でだしてくると。

それで僕に話が来て、いつものように夢について喋らせて貰ったら、その子がおもむろに夢を書き出したんですよ。

ムネ
ムネ
ええ
杉浦誠司
杉浦誠司
実はその子、東北の震災があったときに、両親に連れられて被災地に足を運んだんですね。

そしたらたまたま、津波に流されて何もかもが無くなっている場所に、学習机がポンと置いてあったそうなんですね。それを見たときに、「どんなに夢を描いて頑張ったって、一瞬で流されてしまったら、何もかも残らないじゃないか」って思って、だったら今を楽しんでいる方がいい。

亡くなった人たちのことも考えて、夢を描くよりも今を楽しんでいたいと思って、その子は夢を書かなかったっていうことだったらしいんです。

僕の前でその子が書いたのは、「たった一滴垂らすだけで、草木が蘇りもう一度自然を取り戻して、地震や津波をなくすような研究をしていきたいんだ」って書いたんですよ。

ムネ
ムネ
ええ!

 

文字職人が子どもの夢に

杉浦誠司
杉浦誠司
本当に立派な夢だと思うし、さらに「夢は文字職人になること」とも書いてあったんですよ。

文字職人って僕が勝手に始めたことですけど、それがめちゃめちゃ嬉しくて。

それは一生忘れられないですね。

ムネ
ムネ
もっと誠司さんの話を聞きたいのですが、今度の人間力大學でぜひ、より深く話していただきたいなと思います!
大嶋啓介
大嶋啓介
すごく楽しみですね!ありがとうございます!
杉浦誠司
杉浦誠司
ありがとうございました〜!

 

〜つづく〜

 

対談映像はこちらから!!

 

 

人間力大學オンライン 講師:杉浦誠司氏

登壇日:2021年10月18日(月)

時間:20:00​~21:45

講演テーマ 【文字と言葉の力】

参加方法:人間力大學オンライン会員orビジター参加

ビジター参加費:ビジター参加費:2,750円(税込)

配信方法:ZOOM 人間力大學オンライン 

 

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一般(ビジター)参加はこちら ↓↓↓↓↓↓↓↓

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