文字と言葉の力
夢とは、一体なんだろうか
どちらかというと僕は復讐心みたいな、親が警察官だったんですけど、警察官にならないような道を選択して、親父に認められたいという思いだけで生きていたんですけど、それだと結果を残しても満たされない部分があって。
そこで「夢ってなんなんだろう」って自分の中で考えるようになって、それで子ども達に夢についてお話しするようになったっていうきっかけがあったんですよ。
被災地に足を運んだ子との出来事
別に夢は大きいも小さいも関係ない、叶う叶わないも関係ない、って全部伝えるんだけど、白紙でだしてくると。
それで僕に話が来て、いつものように夢について喋らせて貰ったら、その子がおもむろに夢を書き出したんですよ。
そしたらたまたま、津波に流されて何もかもが無くなっている場所に、学習机がポンと置いてあったそうなんですね。それを見たときに、「どんなに夢を描いて頑張ったって、一瞬で流されてしまったら、何もかも残らないじゃないか」って思って、だったら今を楽しんでいる方がいい。
亡くなった人たちのことも考えて、夢を描くよりも今を楽しんでいたいと思って、その子は夢を書かなかったっていうことだったらしいんです。
僕の前でその子が書いたのは、「たった一滴垂らすだけで、草木が蘇りもう一度自然を取り戻して、地震や津波をなくすような研究をしていきたいんだ」って書いたんですよ。
文字職人が子どもの夢に
文字職人って僕が勝手に始めたことですけど、それがめちゃめちゃ嬉しくて。
それは一生忘れられないですね。
〜つづく〜
人間力大學オンライン 講師:杉浦誠司氏
登壇日:2021年10月18日(月)
時間:20:00~21:45
講演テーマ 【文字と言葉の力】
参加方法:人間力大學オンライン会員orビジター参加
ビジター参加費:ビジター参加費:2,750円(税込)
配信方法:ZOOM 人間力大學オンライン
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