歴史の人物から学ぶ今の生き方
高杉晋作が何度も奇跡を起こせた理由
白駒妃登美
啓ちゃんと晋作のなにが似ているのかと言うと、わたしはね、高杉晋作がなぜ八十数名でクーデターができたのかとか、なんで長州藩が天下の大軍を見事に打ち破れたのかとか、晋作がどんどん奇跡を演出していった理由を調べたんですよね。
そしたらですね、晋作が野村望東尼に励まされて、長州に戻って、そして絶体絶命のピンチで立ち上がるわけですけども、そのときに一つの覚悟を決めるんですよ。
!
ムネ
白駒妃登美
それがなんだったかというと、
「金輪際、『困った』という言葉を自分は吐かないぞ」
と決めるんです。
「金輪際、『困った』という言葉を自分は吐かないぞ」
と決めるんです。
大嶋啓介
ええええ………
白駒妃登美
わたし思うんですけど、どんなに状況がやばくても、当人が「困った」と思っていなかったら、多分それって壁じゃなくて、人生の扉でしかないんですよね。
大嶋啓介
ああ……(感嘆)
白駒妃登美
この場合は「チャンス」っていう言葉も使いたくなくて、晋作は人生の「扉」に変えたんだっていうふうに言いたいです。
高杉晋作が唯一「困った」こととは?
白駒妃登美
ところがですね、これおもしろいんですけど、その晋作が、その後にたった一度だけ「困った」って言ってるんですよ。
おお……
ムネ
白駒妃登美
これは歴史の表舞台じゃなくて裏舞台で「困った」って言ってるんです。どこで言ったのかというと、実は晋作は幕府の大軍を破った後、明治維新を見ることなく病で亡くなってしまうわけですね。
大嶋啓介
あっ……
白駒妃登美
で、病に倒れた晋作をつきっきりで看病していたのが、おうのさんという、恋人だったんですよ。
ところが、晋作には別に奥様がいるんですね。
晋作の病状がもう一刻を争うということを知って、雅子夫人という、萩城下一番と言われた美人の奥様が息子さんを連れて晋作を見舞いに来ちゃうわけですよ!
(笑)
ムネ
白駒妃登美
で、晋作の病床で、雅子夫人とおうのさんが鉢合わせをするんです!そのとき晋作は実は、「困った!」と弱音を吐くんですよw
大嶋啓介
(笑)
白駒妃登美
でね、その晋作を救ったのが、野村望東尼なんですよ。
じつは野村望東尼は、志士たちの援助をいろいろしてきたので、福岡藩から睨まれて姫島という島で牢に入れられてたんですけども、その望東尼を助けたのが晋作だったんですね。
それで晋作のピンチに際して、野村望東尼は二人の女性の間に入って二人をなだめて、晋作の窮地を救うんですよね。
高杉晋作と大嶋啓介の共通点 (^^;)
白駒妃登美
高杉晋作って、表舞台ではものすごくかっこいいんですよ。だって都々逸(どどいつ)をつくるのが趣味で、三味線片手におうのさんの手を引いて、軽々と歴史を変えちゃったわけじゃないですか。
太宰治の有名な言葉に、「人は恋と革命のために生まれてきた」っていう言葉があるんですけど、わたしはそれをやったのが高杉晋作だなって思ってるんですね。
ところがその晋作が女性問題では窮地に陥って、それを自分では軽々と越えられずに、母親のような野村望東尼に助けてもらったっていうのがちょっと、啓ちゃんに似てる気がする(笑)
大嶋啓介
いやいや!!www
そんなことないです!心当たりはありますけど……
白駒妃登美
やっぱり、啓ちゃんってみんなから愛されて、女性からモテモテだし年上から引き立てられるでしょ。その辺りが、高杉晋作ともほんとによく似てるなって思うんですよ。
大嶋啓介
妃登美さん、ぼくはいまモテてないですから大丈夫です(笑)
30代のときの、妃登美さんが知ってる大嶋啓介は卒業しましたので大丈夫です(笑)
30代のときの、妃登美さんが知ってる大嶋啓介は卒業しましたので大丈夫です(笑)
白駒妃登美
ほんとですかwww
大嶋啓介
はい(笑)
楽しみながら革命を起こす
大嶋啓介
でもやっぱり、ぼくも高杉晋作さん大好きです。楽しみながらというか、印象的には三味線片手にっていう、眉間にしわを寄せて革命を起こしたんじゃなくて、楽しみながら革命を起こしてったっていうのが衝撃的で。
もちろん楽しめてない部分もいっぱいあると思うんですけどね。
ムネ
うんうん
大嶋啓介
いつ死ぬか分からないっていう時代なので、そんな状況じゃないとは思うんですけど、そのなかでも「おもしろくなきをおもしろく」っていう生き方をされていて、ぼくもそうでありたいなっていうふうに思って。
いまとくにコロナで世界的に困難な状況がありますけど、歴史でも何度かそういう場面があったりすると思いますので、そっからどうやって歴史上の人物が未来を切り開いていったのか、いま学ぶべきことだなってすごく感じます。
妃登美さんには今度の人間力大學のときにもその辺りを話していただけると嬉しいです!
白駒妃登美
ありがとうございます。楽しみにしております。
ムネ
妃登美さんには今回、『日本人は逆境をどう乗り越えたか 歴史に学ぶコロナ新時代の生き方』っていうテーマでお話しいただく予定ですので、よろしくお願いいたします。
大嶋啓介
めちゃめちゃいい!素敵なテーマそれ!
ムネ
今でこそ聞きたいですよね!
白駒妃登美
ありがとうございます!よろしくお願いします。
大嶋啓介
妃登美さんありがとうございました〜!!