メシが食える大人に育てるために親が今できること
あらゆるものに没頭した20代
話すと2時間くらいになってしまうんですけど、5分バージョンで言うと、一つは3浪4留っていう7年も遅れをとった大学生活だったんですね。
それは、フラフラしてるといえばそうだったんですけども、落語落語落語、芝居芝居芝居と、熱中を繰り返していたんですね。
一番大事なのは自分の関心なので、自分の場合は「こども」がすーごい関心があって、飽きずにやれるものでした。
メシが食える人間力を育てる
主体的な意味があって辞めるんなら別にいいんですけど、人間関係での悩みだったりで「つらい」と言っている。
夫婦なんかでも、結婚するあたりくらいまでは良くても、子どもができて自分の本性がさらけ出された時に、社会ではエリートかもしれないけど自分のパートナー一人を幸せにできていなかったりする。
人を笑わせたり喜ばせたりっていう、人間力を育てていかないといけないなっていうのが一つ問題意識としてありました。
だからその時はいろんな道があったんだけど、全部断って「僕は教育いきます!塾をつくります!」って言って、始めたのが、もうすでに33歳でした(笑)
今では塾生2万人!
それまで本当に大変でした。バイトはずっとやっていましたけどね。
自粛によって生まれたお母さんの苦悩
要は、子どもが24時間ずっと家にいられることに耐えられなくなっているお母さんが、たくさんいるんですね。これは切実な問題です。24時間も人がベタっと一緒にいるのは、ほぼ社会学的に不可能だろうと。
私が20歳で山に登っていたとき、周りには山好きが多かったので南アルプスにつれていってもらったんですよ。当時は体力に自信もあって大丈夫だと思っていたんですけど、山登りで大変なのは「体力」じゃなくて、「心」なんですよね。
登っている間は、仲間とトイレ以外ずーっと一緒じゃないですか。そうするとどこかでバーンとぶつかる事があるんですよね。
くだらないんですけど、大好きだった奴が、ご飯をちょっと多くとっただけで「このヤロー!!」とか、気になり出すんです。だから、お母さんお父さんに言いたいのは、人間ずっと一緒にいるんじゃなくて、時々離れるから愛せるんだよっていう、そういうものだと思うんですよね。
だから「私はダメなお母さんなんだ……」って悩むんじゃなくて、そういうもんなんですよと。
〜つづく〜
人間力サミット 講師:高濱正伸氏
登壇日:2020年05月05日
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