メシが食える大人に育てるために親が今できること
究極一番大事な2つの素養
科学者っていうのは数値化できるもので語ろうとするので、すると脳のいろんな曲線を見ると、6歳までにいろんな発達がされるという事だと思うんですね。
僕は、それはそれで納得しているんですけど、だけど究極一番大事なのは、「自信」と「集中力」の二つですかね。
子どもの関心を親が枠にはめない
子どもが持ってる自分なりの関心、自分なりに決めた事をやり切るっていうことが凄く大事な基盤を作ると思うんですね。
「次これしなさい」「次はあれしなさい」って言われちゃうとやらされ人間になっちゃうから、大人になってからも何をやったらいいのか分からない30歳みたいになっちゃうわけですね。
自分でやりたい事を決めてきた人だったら、その時にやりたい事をパンパンパンと言えます。それが「飼い慣らされてきた大人達」の弱点にもなっていますから、幼児期には、自分で決めてやり切る、集中する、没頭する。
ここが一番ポイントかなと。
親の言葉が子どもの成長に大きく影響する
いわゆる「子どもの学力」と、お父さんお母さんの言葉ってすごく相関が高いと思っています。
文化として、ご両親が言葉にある程度厳しい目を持っていて、「そこは嬉しいじゃなくて、楽しいじゃない?」とかって言ってるんですよね。
そこの違いをちゃんと使い分ける文化性みたいなのが、家庭にあって、すると子どもの学力がどんどん伸びていったりしますよね。このテーマだけでも1時間半の講演になっちゃいますけど。
「お母さん水」問題
「違うよ、水!」
「あ、現代史か。形なきものを受け止めてるのね」
とかいって、お母さんは絶対に子どものミスを受け止めない。それで
「違うよ、喉が渇いたからお水をちょうだいって言ってるの」
「だったらそう言いなさい」って。
つまり小さい子ほど、文章できちんと伝える事を覚えさせることが大切です。また兄弟がいると、上の子が下の子を教育し始めるので、「ちがうよこうだよ、ああだよ」って言い始めたら、文化ができてくるので。それは大事ですよね。
「お母さん水問題」みたいなのは、許さない方がいい。ちなみに、中学1年生が「別に」しか言わないのは、お年頃です(笑)
思春期はしょうがない。
〜つづく〜
人間力サミット 講師:高濱正伸氏
登壇日:2020年05月05日
講演テーマ 【メシが食える大人に育てるために親が今できること】
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