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人間力サミット2020 〜高濱正伸先生⑦〜

メシが食える大人に育てるために親が今できること

 

子どもが自信を持って毎日暮らせるように

大嶋啓介
大嶋啓介
言葉のことで聞きたいんですけど、僕も学校で講演させていただく事が多くて、そうすると子ども達がなかなか自分に自信が持てないっていうのをよく聞くんですね。
高濱正伸
高濱正伸
うーん。そうなんですよね〜。
大嶋啓介
大嶋啓介
自己肯定感が低いとか、今も昔もなのか分からないですけど、そんな問題があったとして、家庭ではどんな事が原因になりうるのか、また子育てをする上で、子どもに自信をつけさせるためにはどうしたらいいのか、教えて頂きたいです。
高濱正伸
高濱正伸
なるほど、ありますあります。

例えば、生まれついて器みたいなのを持ってる子どももいます。「なんでこの親で子どもはこんな立派なの」みたいな子も、確かに中にはいるんです。

お母さんがカンカンになってクレームを言い回っていたりしても、その後から小学生の息子だけでうちのところに来て、

「すみません。今日うちの母がいろいろ言ってきたでしょ。申し訳ないです」

とかって言ってきたりもするんです。

大嶋啓介
大嶋啓介
はは(笑)

 

親の善意が子どもの成長を妨げないように

高濱正伸
高濱正伸
「でもいい母なんですよアレで」って拾う感じ(笑) 

うちの至らない母をすみませんみたいなね。そういう子もいる事はいるんです。器というものは人間あるものだなと思うんですが、一般には、子どもの様子っていうのは、親が肯定的か否定的か、の繰り返しなんですよ。特にママって言いたいですけど。

うちのRINっていうののホームページ見てもらえたら分かるんですけど、アートと教育で本や映画を描いたりするやつでね、天才系で、いろんな公共の仕事を任されるようなやつなんですよ。

彼女が言ってたんですけど、「アートは自信をつけさせるのに凄くふさわしい」って。何でかっていうと、点数をつけられるものではないので、どんな人にも「良い」って持っていきやすいんですよ。

大嶋啓介
大嶋啓介
ああぁ
高濱正伸
高濱正伸
ところが、親が邪魔しちゃうんですよ。

「キリンはもうちょっと首が長いよ」とかね、自分の先入観を押し付けてアドバイスをしたりしちゃうんです。子どもって、何の意味もなく丸を買いたりするんですけど、それは「いい丸書いたね〜」とか言っておけばいいんですよね。

 

 

子どもに自信をつけさせる魔法の言葉

高濱正伸
高濱正伸
後もう一つ、子どもに自信をつけさせるのにいい事がありまして。
大嶋啓介
大嶋啓介
はい。
高濱正伸
高濱正伸
今日1日を、「良かったね」で終わらせるんです。
大嶋啓介
大嶋啓介
うわあ
高濱正伸
高濱正伸
例えば、「今日誰々とケンカしちゃった……」とかで落ち込んでたりするじゃないですか。

そういうときも、寝る前なんかに、

「ママね、本で読んだんだけどね、ケンカは何回かするうちに、心が強くなるっていう経験らしいよ。そういう意味ではよかったじゃん」とかね。

そうやって、1日の終わりを「良かったね」で終わらせられれば、人生のあらゆる事を「良かった」で終えられるので。肯定的に締める。逆境もそうで、ポジティブに捉える事が大事ですよね。

大嶋啓介
大嶋啓介
ああぁ

 

足速い子は有利かも……

高濱正伸
高濱正伸
なんでもそうなんですけど、ネガティブな人っていうのは、同じものを見ていてネガティブに捉えるんですよ。それに気づくと変わってきますよね。

あとは、運動神経がいいとポジティブに育ちやすいですよね。小さい頃って足が速いだけですごく認められるじゃないですか。

はい

大嶋啓介
大嶋啓介
はい

高濱正伸
高濱正伸
そういう事って別枠であるなぁとは思います。運動神経いい組って結構自信持ってる感じですよね。

 

〜つづく〜

 

対談映像はこちら!

 

 

人間力サミット 講師:高濱正伸氏

登壇日:2020年05月05日

講演テーマ 【メシが食える大人に育てるために親が今できること】

 

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