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人間力サミット2021 〜序章 夢食堂プロジェクト②〜

人間力サミット2021開幕!! 〜夢食堂に向けて〜

 

大嶋啓介
大嶋啓介
ノブさーん、ありがとうございますー(^^)
橋本展行
橋本展行
どうもみなさんこんにちはー!はじめまして(^^)
大嶋啓介
大嶋啓介
ぼく「最初ひとりでしゃべります」って言ったんですけど、やっぱり緊張して固くなってしまいまして、最初からノブさんもいたほうが良かったなと思いました(笑) 
橋本展行
橋本展行
いえいえ、任せてますから(笑)
大嶋啓介
大嶋啓介
ほんとに今回、ぼく自身志のスイッチが入るきっかけを頂きまして、ありがとうございます!
橋本展行
橋本展行
こちらこそありがとうございます(^^)

 

夢食堂始動のきっかけ

大嶋啓介
大嶋啓介
まずノブさんが子ども食堂をやろうと思ったきっかけや思いを聞いてもよろしいでしょうか?
橋本展行
橋本展行
分かりました!

ファミリーマートのニュースリリース

橋本展行
橋本展行
先ほど大嶋さんも、はじめて子どもの現状を知ったっておっしゃってましたけど、ぼくもそれを知ったのはその1年半くらい前のことです。

いまから2年前の2月1日に、ファミリーマートさんのニュースリリースがあったんですね。当時ファミリーマートさんのイートインが約4000店舗くらいあったと思うんですけど、そのうち約2000店舗を使って子ども食堂をやりますというニュースだったんですね。ぼくはそのニュースをみて「おお!」と思ったんですよ。ぼくのなかでコンビニ業界というのは、セブンイレブンさんが引っ張っている業界イメージが強かったんですよね。そんななかファミリーマートさんが、子ども食堂をやると。

子ども食堂がなんたるかは全くわからなかったんですけど、「お、ファミリーマートがなにかやるぞ」ということで注目したんですよね。それで調べてみたら、いわゆる子どもの相対的貧困の問題、ひいてはシングルマザーの問題、フードロスの問題だったり、国が抱えるいろんな問題が見えてきたんですよね。

大嶋啓介
大嶋啓介
はい……
橋本展行
橋本展行
ですからぼくも大嶋さんと一緒で、日本に子どもの貧困なんてあるわけないと思ってました。ぼく自身子どもも2人いてPTAやったり、学校講演、教職員の研修や校長会の研修までやっていましたし。ところが、実はそうじゃないってことを知ったときはものすごいショックを受けましたね。
大嶋啓介
大嶋啓介
貧困問題の現状もそうですし、知らなかった自分に対してもショックでしたよね……
橋本展行
橋本展行
ほんとにそうでしたね。たぶん、なんとなく子ども食堂の話は以前にも大嶋さんにしていたんですよね。
大嶋啓介
大嶋啓介
そうですよね。ぼくもノブさんがやることに対しては応援していこうって、もちろん思ってましたけど、ぼく自身がここまでの行動を掻き立てるようなスイッチが入るというふうには当時は思ってなかったので(笑)

でもノブさんの本気の覚悟、本気の決意がもう……。

ノブさんは元々、ぼくの人生が変わるきっかけになった研修をやっている会社に勤められていて、ノブさんもその会社をすごく愛されていて、「もう俺はこの会社で人生変わったし命を救われた」くらいのことを仰ってましたしね。

「日本を元気にするためにはこの会社が必要だ」っていうことも言われていたので、その会社で骨をうずめる覚悟もあったと思うんですよ。

橋本展行
橋本展行
うんうん(笑)
大嶋啓介
大嶋啓介
そんだけ大好きで愛されていた会社を、辞めてまでこの子ども食堂をやるという決意が衝撃的で、ノブさんは本気だなっていうふうに、しびれましたね。
橋本展行
橋本展行
最初の頃はそこまでなるとぼくも思ってなかったんですよね。

まず子ども食堂ってなんだろうって調べて、「ご飯食べれない子ども達がいるんだ、大変な社会問題があるなぁ」とは思ったけど、自分が会社を辞めてまでやるとは、全然思ってないですよね。

自分も何か支援をできたらいいなぁとか、休みの日を使って月に1回とか2回とか、なにかやってもいいかなぁとかは思いましたけど、やっぱり自分の会社大好きでしたし。自分がいた会社は世界一の研修会社だと思ってて、いまでも大好きですしね。そこを辞めてとは思わないですよね。

大嶋啓介
大嶋啓介
あぁ……(感嘆)

見えてきた日本の課題

橋本展行
橋本展行
でもどういうわけか、それからいろんな情報がどんどん入るようになってきたんですよね。頑張ってる人の情報が入ってくると会いにいったりとか、そうしてるうちに、問題の深さとか、大きさも見えはじめて。
大嶋啓介
大嶋啓介
はい
橋本展行
橋本展行
大嶋さんは十分ご存知ですけど、いま子ども食堂って5000ヶ所くらいあるって言われてるじゃないですか。
大嶋啓介
大嶋啓介
はいはい
橋本展行
橋本展行
そのほとんどは月に1回2回、善意の方々が週末の休みを削ってなんとか、場所を借りてやられてるんですよねぇ。
大嶋啓介
大嶋啓介
ううん……
橋本展行
橋本展行
それはすごいことだなって思うんですよ。日本ってやっぱりすごい国だなって思うんですよね。

問題があると立ち上がる人たちがこれだけいるって凄いと思うんですけど、その一方で毎日ご飯を食べさせられるような場所は、限られたところしかない。

毎日食べさせるのがどれほど困難なことかが見えてきて、これは大嶋啓介さんの力を借りて、日本中の飲食店を子ども食堂にするしかないと、それでお電話させて頂いたのが、去年の年末だったですよねぇ。

大嶋啓介
大嶋啓介
はい(^^)
橋本展行
橋本展行
そこまでのことをやろうって最初から思ってたわけでは全然なかったんですけど、なりましたねぇ(笑)

全国の飲食店に希望の光を

大嶋啓介
大嶋啓介
いや、ノブさんの本気の思いと、本気の行動と、やっぱりいまの子ども達の現状と……。

そして同時に、いま日本中の飲食店が困難な状況にあるじゃないですか。ぼくはこの活動が飲食店にとってもひとつの突破口になっていくんじゃないかって思ったんですよね。やっぱり地域の子ども達のために純粋にやってる飲食店が増えたら、地域の飲食店にきてくれるお客さんも増えていくと思いますし、こういうときだからこそ、すごい勇気を振り絞って一歩踏み出していきたいなとおもって、スイッチが凄い入りました。

橋本展行
橋本展行
そうですよねぇ……。
大嶋啓介
大嶋啓介
居酒屋の仲間達にとっても希望の光だと思ったんですよね。それを居酒屋の仲間達に話をすると、泣くメンバーもいるんですよね。

「ほんっとにおれは、このコロナで苦しんでた」と。ほんとうにどうすればいいんだって。自分のことしか見えてなかったし、自分のことで必死だったって。

でも、こういうときに、地域の人たちに目を向けることの大切さを、改めて気づかせてもらったって言ってすぐに行動する仲間がいたりとか。今回ぼくもこうやって居酒屋の仲間達と志を共にすることができて本当に嬉しくてですね。

そのきっかけを頂いたノブさんにほんと感謝しかないでございます(笑)

橋本展行
橋本展行
いえいえ、こちらこそです。いまの話聞いても、それがスタンダードじゃないと思うんですよ。そういう人たちとのつながりを作ってきた大嶋さんのご縁を借りて、ぼくはこのプロジェクトを進めていくことを、かけてますんで。あの、ほんと力を貸してくださいこれからも、はい。