人間力サミット2021開幕!! 〜夢食堂に向けて〜
夢食堂始動のきっかけ
ファミリーマートのニュースリリース
いまから2年前の2月1日に、ファミリーマートさんのニュースリリースがあったんですね。当時ファミリーマートさんのイートインが約4000店舗くらいあったと思うんですけど、そのうち約2000店舗を使って子ども食堂をやりますというニュースだったんですね。ぼくはそのニュースをみて「おお!」と思ったんですよ。ぼくのなかでコンビニ業界というのは、セブンイレブンさんが引っ張っている業界イメージが強かったんですよね。そんななかファミリーマートさんが、子ども食堂をやると。
子ども食堂がなんたるかは全くわからなかったんですけど、「お、ファミリーマートがなにかやるぞ」ということで注目したんですよね。それで調べてみたら、いわゆる子どもの相対的貧困の問題、ひいてはシングルマザーの問題、フードロスの問題だったり、国が抱えるいろんな問題が見えてきたんですよね。
でもノブさんの本気の覚悟、本気の決意がもう……。
ノブさんは元々、ぼくの人生が変わるきっかけになった研修をやっている会社に勤められていて、ノブさんもその会社をすごく愛されていて、「もう俺はこの会社で人生変わったし命を救われた」くらいのことを仰ってましたしね。
「日本を元気にするためにはこの会社が必要だ」っていうことも言われていたので、その会社で骨をうずめる覚悟もあったと思うんですよ。
まず子ども食堂ってなんだろうって調べて、「ご飯食べれない子ども達がいるんだ、大変な社会問題があるなぁ」とは思ったけど、自分が会社を辞めてまでやるとは、全然思ってないですよね。
自分も何か支援をできたらいいなぁとか、休みの日を使って月に1回とか2回とか、なにかやってもいいかなぁとかは思いましたけど、やっぱり自分の会社大好きでしたし。自分がいた会社は世界一の研修会社だと思ってて、いまでも大好きですしね。そこを辞めてとは思わないですよね。
見えてきた日本の課題
問題があると立ち上がる人たちがこれだけいるって凄いと思うんですけど、その一方で毎日ご飯を食べさせられるような場所は、限られたところしかない。
毎日食べさせるのがどれほど困難なことかが見えてきて、これは大嶋啓介さんの力を借りて、日本中の飲食店を子ども食堂にするしかないと、それでお電話させて頂いたのが、去年の年末だったですよねぇ。
全国の飲食店に希望の光を
そして同時に、いま日本中の飲食店が困難な状況にあるじゃないですか。ぼくはこの活動が飲食店にとってもひとつの突破口になっていくんじゃないかって思ったんですよね。やっぱり地域の子ども達のために純粋にやってる飲食店が増えたら、地域の飲食店にきてくれるお客さんも増えていくと思いますし、こういうときだからこそ、すごい勇気を振り絞って一歩踏み出していきたいなとおもって、スイッチが凄い入りました。
「ほんっとにおれは、このコロナで苦しんでた」と。ほんとうにどうすればいいんだって。自分のことしか見えてなかったし、自分のことで必死だったって。
でも、こういうときに、地域の人たちに目を向けることの大切さを、改めて気づかせてもらったって言ってすぐに行動する仲間がいたりとか。今回ぼくもこうやって居酒屋の仲間達と志を共にすることができて本当に嬉しくてですね。
そのきっかけを頂いたノブさんにほんと感謝しかないでございます(笑)